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会場の様子。ブース間はかなりゆったりしている
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会期:10月11日(土)~13日(月)(10:00~18:00、最終日のみ17:00まで)
会場:パシフィコ横浜
入場料:大人1,500円、中高生1,000円、小学生600円、未就学児童は無料
「ROBO_JAPAN 2008」の会場は、「今年のロボット大賞ゾーン」「研究所・自治体・大学ゾーン」「企業ゾーン」「エンターテイメントゾーン」「未来の科学者ゾーン」と、おおまかに5つのゾーンに分けられている。各ゾーンごとにブースを紹介しよう。これまでの本誌の記事も紹介しているので、合わせてご覧頂きたい。来場前に予習しておけば実物の出展ロボットを見たときにより深く楽しめるだろう。
● 企業ゾーン
綜合警備保障株式会社は警備ロボット「Reborg-Q」を出展している。正確にいうと同社の「Reborg-Q」は警備ロボットと人間のガードマンを組み合わせた警備システムの名前である。詳細は本誌の記事をご覧頂きたい。実際に採用され現場で運用されているロボットを持ってきたそうで、現場ではロボットが抜けた分を人間がカバーしているそうだ。
セールスオンデマンド株式会社は同社が国内販売している米国iRobot社の自動掃除機「ルンバ570」、「ルンバ530」を展示してアピールしている。日本オリジナルのキティモデルなども合わせて展示されている。
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綜合警備保障のブース
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セールスオンデマンドのブース
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日本オリジナルモデルも展示
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知能技術株式会社は、テントウムシ形のお掃除ロボット「LadyBird」を出展している。同社を含む関西の中小企業が構成する「3Jロボット開発集団(ディアロボ関西)」が開発したものだ。サイズは、800×1,350×1,000mm(幅×奥行き×高さ)。重量は180kg。本誌記事はこちら。より実用的な「LadyBird 2」を間もなく発表するそうだ。
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お掃除ロボット「LadyBird」
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LadyBird 2も近日発表予定
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マイクロソフト株式会社は「Microsoft Robotics Developer Studio 2008」のパネル展示のほか、「Microsoft Robotics Studio」を開発環境として採用した株式会社ゼットエムピーの「e-nuvo WALK ver.3」ともども出展している。また「ROBO CHAMPS」というシミュレーションベースのチャレンジもアピールされていた。参加者はRobotics Studioを使って作ったロボットを使い、都市部や火星などを舞台にさまざまな課題にチャレンジしていく。
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マイクロソフトブース
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ROBO CHAMPS
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火星も舞台に
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ZMP社の「e-nuvo WALK ver.3」はRobotics Studioを開発環境として採用
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● エンターテイメントゾーン
三菱重工業株式会社は、コミュニケーション・ロボット「wakamaru(ワカマル)」を出展している。特に今回は、wakamaruと他社のロボットシステムとのコラボレーション例を出展している。オープニングステージでもデモを行なった旭光電機のフレキシブル・センサ・チューブ(FST)を使ったマスタースレイブウェアラブルコントローラースーツとのコラボレーションや、バンダイのネットタンサーとのコラボレーションを展示している。
ネットタンサーのほうは、wakamaruを動かすと、それと一緒にネットタンサーが動き、ダンスをする。ネットタンサーそのものはリモートブレインでバックヤードにあるPC上で制御されている。そのPC上で、wakamaruのソフトウェアも動かしている。FSTのほうも考え方自体は同様で、wakamaruでこれまで磨いてきたソフトウェア技術、コミュニケーション技術を、他社のロボット上でも動くようにオープンにしていくことで、新たな展開を目指すそうだ。
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wakamaruのブース
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旭光電機のフレキシブル・センサ・チューブ(FST)を使ったマスタースレイブウェアラブルコントローラースーツ
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全身にまとって使う
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wakamaruを操作している様子
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ネットタンサーとwakamaru
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ユニット名はKEEROES(キーローズ)
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【動画】KEEROESのダンス
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【動画】ネットタンサーも同じ動きをする。解説してくれたのは三菱重工の日浦氏
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株式会社バンダイはウェブカムユニット搭載ホームロボット「NetTansor」を出展し、研究結果を展示している。特に、NetTansorに自動ブログシステムを搭載した「ネットタンサーウェブ」をアピールしていた。これはカメラを使った遠隔操作可能なロボットであるNetTansorが写真を撮影し、それをネット経由でブログにアップ。ランダムなコメントを付けるというもの。コメントは事前に登録されている数千語の中からランダムに選ばれる。だがそれなりにいい感じのコメントが付いたように人間は感じられるという。ブログサービスにはココログが協力している。
なおネットタンサーウェブは12月発売予定。詳細は後日発表されるそうだ。
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バンダイのブース
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ネットタンサーウェブ
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ネットタンサーウェブの写真撮影
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撮影された写真はこのようにブログにアップされる
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ネットタンサーを使ったLINKS MOTION社のキット「JOHNNY 5」
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ロボットイベント、教室運営、特注ロボットの設計制作を行っている株式会社エスケイパンでは小型二足歩行ロボット「Gogic Player」、変形ロボット「Gogic Racer」のほか、イベント用パフォーマンスロボット、ヴォーカロイド「初音ミク」を使って歌う人形型パフォーマンスロボット「AYA」などを出展している。
人形型パフォーマンスロボット「AYA」は、御主人様にお出かけプログラムをおねだりするという内容の歌を歌う。新しいホビーロボットユーザー層を掴むことを目的にしているそうだ。Gogicシリーズは協業しているイーケイジャパンから販売されている。ハードウェアそのものについては石井英男氏の「Gogic Five」レポートをご覧頂きたい。
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異彩を放つエスケイパンブース
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イベント用パフォーマンスロボット「HASHIMOTO 3(はしもとさん)」やGogic Playerを展示
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そのほか独自の世界
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一番のウリはMotion Processor2とその拡張装置MP2EX01
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【動画】センサと有機LEDディスプレイを使ったデモ。ロボットの表現力を高めることができる
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人形型パフォーマンスロボット「AYA」
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【動画】AYAのデモ。後ろにある補助脚で立っている
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【動画】歌って踊るAYA。歌声は「初音ミク」で作成されている
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京商株式会社のブースではホビーロボット「MANOI PF01」、「MANOI AT01」、そして近藤科学株式会社のブースでは二足歩行ヒューマノイドロボットKHRシリーズが出展されている。どちらも組み立て式キットのホビーロボットとしては中核を占める商品だ。京商ブースでは「まるいち」MANOIも見ることができる。
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「まるいち」MANOIも並んだ京商ブース
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近藤科学ブース
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双葉電子工業株式会社は、HPI社から発売されているホビーロボットのG-Dogそのほかを展示している。トルクは40kg・cm、ブラシレスモータを採用したコマンド方式の新型サーボ「RS405CB」も展示。発売の詳細は未定とのこと。
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フタバブース
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RS405CB
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スピーシーズ株式会社は、OS内蔵、無線LAN内蔵を売りにするインターネットロボット「SPC-101C」を出展している。また2009年春に7万円前後で販売予定の「NNR-1」の外装も展示されている。
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スピーシーズのブース
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生活空間にロボットがいるイメージを展開
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2009年春に販売予定の「NNR-1」
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株式会社アールティは、1/2サイズ迷路用としてS.T.L.JAPAN、財団法人ニューテクノロジー振興財団の協力で同社が開発したハーフサイズマイクロマウス「Pi:Co」のほか、ロボット教材「ちょろ丸」、フィジカルコンピューティングデバイス「Gainerスターターセット」などを展示している。
また同ブースには株式会社JAPAN ROBOTECHの商品も合わせて出展されており、先日のCEATECでも出展されていた教育用自律2輪倒立振子ロボットほかを見ることができる。
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アールティブース
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【動画】ハーフサイズマイクロマウス「Pi:Co」
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アールティの中川友紀子氏
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ちょろ丸
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株式会社JAPAN ROBOTECHの商品も
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ロボット教室事業などを行なっている有限会社擬人機工藝は携帯端末向け小型エンターテイメントロボット「ぶるクル」を展示している。「ぶるクル」は縦横高さ23mm程度、電池含む重量10g以下の小型ロボットで赤外線通信で動く。「2007国際ロボット展」でも出展され人気を博していたものだ。ただし発売は未定とのこと。
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有限会社擬人機工藝ブース
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ぶるクル
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先ごろKORKS、有限会社浅草ギ研、株式会社テクノロード、株式会社ピルクスの4社による結成が発表された「関東ロボット連合会」のブースでは、各社からデイジーチェーンで繋げられる小型シリアル制御サーボモーター「PRS-DE07MS」、「Pirkus Type-01」、物理演算にODEを使用したニ足歩行ロボットシミュレータなどが出展されている。KORCSからはテクテッドファンで飛ぶロボットが出展されており、その風切り音で注目を集めていた。
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関東ロボット連合のブース。左からテクノロード、浅草ギ研、KORKS、ピルクスの各代表
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テクノロードは二足歩行ロボットシミュレータを出展
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【動画】デモの様子
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ピルクスのコントロールボード
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新型シリアルサーボ「PRS-DE07MS」を使ったロボットの製作例
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浅草ギ研によるリモートブレインのロボットの提案
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KORCSのファン付きロボット
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【動画】デモの様子
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株式会社タカラトミーでは2007年10月に発売されたホビー用小型2足歩行ロボット「i-SOBOT」が出展されている。カラーバリエーションも出展されており、展示そのものは楽しい。本誌では発売前からレポートしている。開発者の渡辺氏の講演レポートもご覧頂きたい。
また、初公開ロボットとして赤外線でコントロールできる小型ロボット「ROBO-Q」を公開。身長3.4cmながら、物体認識して回避・追跡するといった動きも可能だという。2009年春に発売予定で、予定価格は3,675円。
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タカラトミーのブース
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i-SOBOTの部品の展示
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各国の国旗カラーバージョン
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サミットでプレゼントされたモデル
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【動画】一斉に動かすデモ
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ROBO-Q
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ROBO-Qの身長は3.4cm
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2009年春に発売予定
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株式会社ビジネスデザイン研究所は、コミュニケーションロボット「HelloKittyROBO」や「ifbot」のほか、同社が販売する「PLEO」、そしてパソコンロボット「PoCoBot」、受付ロボット「mechadroid type C3」などを展示している。
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ビジネスデザイン研究所ブース
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受付ロボット「mechadroid type C3」
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PLEO
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高橋智隆氏のロボ・ガレージは2足歩行ロボット「クロイノ」や「FT」、乾電池のCMで使われている「EVOLTA」などを展示している。高橋氏が制作途中の新作ロボットもベールをかぶせた状態で出展されている。高橋氏自身が一番の出展物かもしれない。
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ロボ・ガレージのブース
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EVOLTA
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新作はこの状態
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ROBO_JAPAN協賛会社の人材総合商社エイジェックは、同社が行なっている「ロボット開発支援プロジェクト」をアピールしている。ロボットはエンジニアの夢であり、雇用の創出は人材育成なくしては成りたたないことから、災害救助、福祉、環境をテーマに開発プランを公募しているという。最優秀賞金は100万円、優勝賞金は30万円。詳細は同社のウェブサイトを参照のこと。
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エイジェックブース
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ROBO-ONEのお手伝いロボットプロジェクトに登場したロボット等が展示されている
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● 今年のロボット大賞ゾーン
今年のロボット大賞ゾーンでは、パネル展示による解説のほか、独立行政法人海洋研究開発機構の深海巡航探査機「うらしま」、北陽電機株式会社の測域センサ「URG(アージ)」、富士通株式会社の研究プラットフォーム用ヒューマノイドロボット「HOAP-3」、株式会社デンソーウェーブのORiN2を用いたクレーンゲームロボット、独立行政法人産業技術総合研究所のアザラシ型メンタルコミットロボット「パロ」などが展示されている。
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経済産業省・今年のロボット大賞のブース
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今年のロボット大賞ゾーン
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北陽電機の測域センサ
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【動画】測域センサを使って人間のあとを付いていくロボット
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JAMSTECブース
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うらしまの模型が展示されている
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富士通グループのブース
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【動画】HOAP3のデモ
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ファナックブースはパネルとビデオのみ
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色違いのパロが並べられた産総研ブース
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デンソーウェブーのクレーンゲームロボット
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● 研究所・自治体・大学ゾーン
全体的に展示に熱が入っているのは大学のブースである。東京理科大工学部小林研究所からは、ロボット受付嬢「SAYA」、人工筋肉を使った装着型筋力補助装置「マッスルスーツ」、そして「アクティブ歩行器」が出展されている。マッスルスーツは来場者が着用して試すことも可能だという。また人間と同じ飲み込み動作を行なう「嚥下ロボット」、赤ちゃんと同じ舌の動きを模倣した人間用搾乳機「しごき機能付き搾乳機」も出展されている。
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東京理科大ブース
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SAYAはプレス内覧会当日はこの状態
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装着型筋力補助装置マッスルスーツ
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マッスルスーツのデモ
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空気圧式人工筋肉
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しごき機能付き搾乳機と嚥下ロボット
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ブースの裏側も派手
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千葉工業大学のブースでは、未来ロボット技術研究センター(fuRo)の移動ロボット「Halluc II(ハルク・ツー)」、菊池研究室の小型はばたきロボット蝶ロボットの静展示、林原研究室、南方研究室のロボカップ用ヒューマノイド、そしてステージデモでも動きが紹介された米田研究室の四足歩行ロボット「HYPERION」とその小型モデルが展示されている。小型モデルでは動きがよくわかる。
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【動画】ロボカップ用ヒューマノイドのデモ。動作は自律
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HYPERION
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胴体部分
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【動画】小型機のデモ
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小型はばたきロボット蝶ロボット
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慶應義塾大学は「MKR-003」を出展。このロボットは病院での搬送を用途としたもの。全方向移動機構を持ち、SLAMで自動で地図生成をするほか、身振りを使って自分の進行方向などを周囲に告知する。環境側にセンサを設置したり、地図データを事前生成する必要がなく、すぐに導入することができるとしている。
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慶應義塾大学ブース
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MKR-003
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MKR-003(背面)
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側面
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【動画】全方向移動台車を使った動きはスムーズ
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SLAMで地図を生成する
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東京工業大学 広瀬・福島研究室のブースでは、多数のロボットシステムが展示されている。クローラー型レスキューロボット「HELIOS-VII」「HELIOS-VIII」、クローラ連結走行車「蒼龍IV号機」「蒼龍V号機」、ヘビ型ロボット「ACM-R3」、車輪ハイブリッド型4足歩行機械「Roller-Walker」、人道的地雷探査ロボット「GRYPHON-V」などだ。広瀬茂男教授へのインタビューも合わせてお読みいただきたい。
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東工大広瀬・福島研のブース
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各種クローラロボット
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各種ヘビ型ロボット
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水陸両用ヘビ型ロボット
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全方向移動台車
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GRYPHON-V
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【動画】車輪ハイブリッド型4足歩行機械「Roller-Walker」の動き
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日本工学院テクノロジーカレッジでは、教育用ヒューマノイドロボットKARFE(カーフィー)を遠隔地(キャンパス)と繋ぎ、そこにいる人とロボットを通じてジャンケン遊びそのほかを楽しめるシステムを提案している。
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日本工学院テクノロジーカレッジのブース
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遠隔地にあるもう一体のKARFEとやりとり
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神奈川工科大学のブースではRobovieをベースにしたコミュニケーションロボット「ノアール」、KYOSHOアスレチクスヒューマノイドカップ自律部門用システムである「クォータニオン」、KYOSHO「MANOI」を使った体操インストラクターロボが展示されている。
ノアールとはジャンケンなど各種の体験が可能だ。KYOSHOアスレチクスヒューマノイドカップ自律部門用システムは3カ所から発信される超音波を受信することで自己位置を推定する。体操インストラクターロボは、ロボットが体操動作を行ない、それに対して人間が体操を行ない、その様子をカメラで見てあれこれロボットが指摘するというもの。主に学生を中心にロボットの改良を進めているという。
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神奈川工科大学ブース
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ヴイストンのRobovieをベースにした「ノアール」。色が黒いことから仮名を付けたそうだ
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手先もヴイストン製。測域センサーほかが追加されている
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ジャンケンを楽しむことができる
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KYOSHOアスレチクスヒューマノイドカップ自律部門用システム
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体操インストラクターロボ
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北九州のロボット産業振興会議ブースでは、さまざまなロボットトイが出展されている。株式会社イーケイジャパンのトルネーダー、バトル・タイタン、ロボットアーム、株式会社キットヒットの対話ロボット「たねちゃん」「まんたろう」、そしてHotproceedのレーザービーム対戦用システム「Blaser」だ。Blaserは残念ながらデモは行なっていない。
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ロボット産業振興会議のブース
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コミュニケーションロボット「まんたろう」と「たねちゃん」
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イーケイのロボットトイ。購入は主にツクモロボット王国ブースで可能
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Blaserは静展示のみ
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● ROBO-CAFE
ROBO-CAFEと名づけられた休憩スペース近くには、セガトイズやセグウェイのブースがある。
株式会社セガトイズは発売されたばかりの女性型トイロボット「エマ」、そしてまわりの音に合わせてうなずく癒し系トイ「ペコッぱ」が出展されている。「ペコッぱ」は岡山県立大学情報工学部渡辺富夫教授の研究をもとにしたものだ。
日本国内では日本SGIが総代理店となっているセグウェイは、出展者は乗ってデモをしていたものの、来場者の乗車体験イベントなどは予定されていないという。
ROBO_JAPANの協賛会社の1つ株式会社アッカ・ワイヤレスは、動画サイト「Zoomeロボットチャンネル」などの紹介を行なっている。
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セガトイズのロボットトイ
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「ペコッぱ」や「エマ」
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セグウェイ
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● 未来の科学者ゾーン
レゴジャパン株式会社 レゴエデュケーションは、2006年から日本国内でも販売されている教育用レゴマインドストームNXTのデモを行なっている。教室も行なわれる予定だが、募集を開始してすぐに予約は埋まってしまったそうだ。
豊橋技術科学大学・名古屋大学・一関高専のブースでは、双方向遠隔制御システム「サイバーマニピュレータ」が体験できる形で出展されている。マスタースレーブ式のロボットで、体験希望者はロボットを操作するサイバーグローブと立体視可能な眼鏡を装着して、ロボットアームを動かして積み木やスポンジを掴んで移動させる。
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【動画】レゴマインドストームNXTのデモ
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サイバーマニピュレータ
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このほか会期中には二足歩行ロボットの格闘大会「第14回ROBO-ONE」が開催されるほか、ロボット工作教室、セミナーなどが開催される。セミナーやROBO-ONEに関しては、本誌でも順次レポートを掲載する予定だ。
「ROBO_JAPAN 2008」実行委員会企画プロデューサーでもある千葉工業大学fuRo室長の先川原正浩氏は、「子供たちにロボットをさわってもらいたい。社会は暗いニュースばかりだけど明るい気分になってもらいたい」と全体の企画コンセプトを語った。
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出口近くのツクモロボット王国ブースでは買い物可能
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ROBO-ONEも開催予定
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ROBO-ONE常連組は既に英気を養っていた
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エキシビジョンマッチも行なわれた
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【動画】扇子を持って踊るエクアドル帰りのトコトコ丸
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【動画】クロムキッドとトコトコ丸のバトルの模様
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■URL
ROBO_JAPAN 2008
http://www.robo-japan.jp/robo/
■ 関連記事
・ 「ROBO_JAPAN 2008」開幕レポート 【オープニングステージ編】(2008/10/10)
・ 「第14回ROBO-ONE」が今週末にいよいよ開催! ~「ROBO_JAPAN 2008」内にて(2008/10/07)
( 森山和道 )
2008/10/11 03:05
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