株式会社タカラトミーは、世界最小級サイズという屋内専用二足歩行ロボットトイ「ROBO-Q(ロボキュー)」を2月28日より発売する。価格は3,675円。
電磁石を使った二足歩行が可能なロボットトイ。未来を象徴する「フューチャータイプ」、昔ながらのロボットをイメージした「レトロタイプ」の2種類が用意される。本体サイズはフューチャータイプが29.4×24.4×34.5mm(幅×奥行き×高さ)、レトロタイプが29.6×25.3×37.4mm(同)と、親指よりも小さい世界最小クラスをうたっている。重量は約13g。
操作は専用の赤外線コントローラーで行なう。本体の左右に「障害物認識ユニット」を内蔵し、認識した障害物を自律で回避したり、追跡したりできるという。赤外線は4バンドが用意され、複数のROBO-Qを使って遊ぶこともできる。充電はコントローラ正面にある端子とロボットの正面の端子を接触させて行なう。充電時間は20~30分で、1回の充電で約3分の歩行が可能。コントローラにはスピーカも内蔵し、歩行中や充電中などにそれぞれ効果音が発生される。
操作モードは、「コントロールモード」「人工知能 回避モード」「人工知能 追跡モード」の3モードを搭載。
コントロールモードは、前進・左右など3方向へ任意の操作ができる。歩行スピードは3段階に切り替え可能。歩行スピードに合わせた効果音が鳴る。
人工知能 回避モードは、障害物を自律で回避しながら歩行するモード。直線約3cm、角度約30度の範囲内で認識した物を回避する。付属のプレートを使ってコースを作り、自律でゴールまでたどり着けるか、などの遊びができる。
人工知能 追跡モードは、認識した障害物を追跡するモード。付属の専用ボールを認識させることで、ROBO-Qがボールを「ドリブル」しながら歩行する。ボールを差し出して認識させる位置を調整することで、ゴールまでボールを運べるか競うような遊び方もできる。また、コントローラーの充電用端子部分を「障害物」として認識させるとROBO-Qがコントローラに向かって歩行していくため、自分で充電端子まで歩いて行って充電する「オートチャージ」をイメージした遊びもできる。
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前方から2台がフューチャータイプ、後方の2台がレトロタイプ
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障害物回避のイメージ
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追跡モードのイメージ
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■URL
タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/
ニュースリリース(PDF)
http://www.takaratomy.co.jp/company/release/press/pdf/p090113.pdf
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( 清宮信志 )
2009/01/13 18:17
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