財団法人ニューテクノロジー振興財団は、自立型知能ロボット競技会「マイクロマウス2007」(第28回全日本マイクロマウス大会)を、11月16日~18日までの3日間開催する。会場は茨城県つくば市にある、つくば国際会議場(エポカルつくば)。見学は無料。
自作の自立ロボットによって行なわれる競技会。今回は、日本、韓国、シンガポール、米国から約300台のロボットがエントリーしている。競技は、迷路の隅からスタートし、中央のゴールを目指す「マイクロマウス競技」、迷路の中におかれた円筒を見つけ出し、逆さまに置くという作業を10分間にどれだけ多く達成できるかを競う「マイクロクリッパー競技」、黒い床に描かれた白いラインをトレースして周回速度を競う「ロボトレース競技」の3つ。
また、技術チャレンジとして、同大会では初の屋外自立ロボット競技となる「つくばチャレンジ」が、16日、17日の2日間開催される。つくばならではの競技として立案されたもので、自立知能ロボットを使い、全長約1kmの「つくば遊歩道」を走破していく。走行中は、周囲の人間の行動を妨げたり、環境に悪影響を与えないようにすることが求められる。
■URL
マイクロマウス2007
http://www.robomedia.org/micromouse2007/index.html
つくばチャレンジ
http://www.robomedia.org/challenge/index.html
ニューテクノロジー振興財団
http://www.robomedia.org/
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( 清宮信志 )
2007/11/14 18:29
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