NTTサイバーコミュニケーション総合研究所は、ブロードバンド・ユビキタス社会の実現を支える最新技術を紹介する「コア技術シンポジウム」を10月31日に開催する。場所は東京都千代田区の学術総合センター 一橋記念講堂。定員は500名で、参加費は無料だがホームページより事前申し込みが必要。
第4回となる今回のテーマは「人とロボットがつながる次世代電脳空間」。日本のネットワーク社会、ロボット社会の設計実現に対するオピニオンリーダー4名を招き、ロボット社会が向かう未来と、ネットワークのあり方などについて語られる。
当日は、株式会社東芝研究開発センター技監 土井美和子氏、ATR知能ロボティクス研究所 所長 萩田 紀博 氏、をはじめ、自分そっくりのロボット「ジェミノイド」を製作したATR知能ロボティクス研究所客員研究員で大阪大学教授の石黒 浩氏、アニメ「攻殻機動隊」の脚本などで知られるProduction I.G 脚本家 櫻井 圭記氏らによるトークセッションが実施される。
この他、会場では、石黒研究室による「アンドロイドを用いた人間らしさの研究」をテーマとした展示や、NECとNTTが共同開発した「メルロボ連絡帳」などの最新技術展示も行なわれる予定。
■URL
コア技術シンポジウム
http://waza.jp/
開催概要
http://waza.jp/program/index.html
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( 清宮信志 )
2006/10/27 18:36
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