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ROBO-ONE委員会、「決勝出場権認定制度」を実施

~最初の認定大会は秋葉原代表を選ぶ「ツクモスタジアム」

 ホビーストによる小型二足歩行ロボット格闘大会「ROBO-ONE」を実施しているROBO-ONE委員会は、ROBO-ONE出場を目的として各地方で行なわれている練習大会や、小型二足歩行ロボットのイベントに対して、「ROBO-ONE」の決勝出場権を与えるための認定制度を実施すると発表した。

 ROBO-ONE委員会では「各地で行なわれる2足歩行ロボット大会の活性化および大会開催地から遠距離にいる選手にも広く門戸を開くことが目的」だとしている。

 現在「ROBO-ONE」では「予選」と「本戦」が行なわれており、審査員による採点が行なわれる「予選」において高得点を獲得した上位32台が「決勝」に出場し、トーナメントバトルを行なうという形式が取られている。

 今回の「決勝出場権認定制度」によって認定された練習大会・イベントにおける成績優秀者に対しては「ROBO-ONE」決勝戦への出場権が与えられる。1つのイベントに対して与えられる出場権は、1台限定であるため、実質的に優勝の副賞となることが予想される。

 たとえば優勝すると、その優勝者(チーム)の優勝の副賞としてROBO-ONE決勝戦出場権が与えられる。決勝戦出場権を得たロボットは、予選には出場しなくてもよい。

 現在、11月末日までの予定で認定希望イベントの第一次募集を行なっている。

 ROBO-ONE決勝出場権を認定されるためには、各イベントが下記の要件を満たす必要がある。

1. 大会事務局または大会運営団体がROBO-ONE 委員会に協賛していること。
2. 次期大会(2007年3月24、25日予定)までに開催が可能であること。
3. 16台以上のロボットの参加があること。
4. 一般の観戦が可能であること。

 なお現在ROBO-ONEでは2006年下期(2006年10月から2007年3月末)の協賛企業を募集している。

 各イベントはROBO-ONEの競技規則に従う必要はない。ただしROBO-ONE決勝戦出場権を得たロボットがROBO-ONEに出場するためには、ROBO-ONEの参加資格審査をクリアする必要がある。

 最初の決勝出場権付きの大会は、11月3日~5日の日程で秋葉原で行なわれる「アキバロボット運動会」のなかでツクモロボット王国によって開催される「ツクモスタジアム」。

 11月4日には「ロボットバトル大会」が行なわれ、ここで優勝したチームは、「第11回ROBO-ONE大会 秋葉原地区代表」としてROBO-ONE決勝戦に参加する権利を獲得することができる。

 また、11月18日に開催されるロボットフォース主催のロボット競技会「ロボファイト4」も認定大会とされている。

 ROBO-ONEでは参加者が増大している。ROBO-ONE委員会では今回の認定制度により、予選時間の削減を行なうと同時に、練習大会に対して決勝戦出場権を与えることで地方でのロボットイベントを活性化していき、人材育成、ものづくり教育、地域活性化、日本のロボット産業発展に繋げていきたいとしている。


URL
  ROBO-ONE
  http://www.robo-one.com/
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.robo-one.com/press_release/pdf/2007_RO11th_application.pdf

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( 編集部 )
2006/10/06 16:43

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