ヴイストン株式会社は、Beautoシリーズの新機種「Beauto Chaser」を2008年9月19日より発売した。価格は5,985円。
Beauto Chaserは、搭載される赤外線センサーを回転させながら光を探し、光源を感知すると前進するという、生物が外部からの光に反応して動く「光走性」と言われる性質を模したプログラムをインストールしているのが特徴。
プログラミングソフトには既に発売済のお掃除機能つき教材ロボット「Beauto」や、「Beauto ライントレーサー」に付属されている「Beauto ビルダー」よりもシンプルでわかりやすい「Beauto ビルダー NEO」を採用。PCと本体をUSBケーブルで接続し、前進・旋回、センサー入力による分岐など、ブロックを置いていくだけでBeauto Chaserを制御できる。
CPUボードに採用されている「VS-WRC003」は、初期状態でセンサー入力・モータ出力を備えているので、ロボットのように動きがあるハードウェアを制御しやすい。また、ルネサステクノロジ社製のマイコンH8/Tinyシリーズ「36064G」を搭載し、同社が無償配布している開発環境「HEW」を使ったC言語での本格的な組込みプログラミングも学習できる。
その他商品の主な仕様は、DCモータ×2(本体駆動用×2、タミヤ社製ダブルギヤボックス付属)、赤外線距離センサー×1(アナログ入力センサー×最大4まで増設可能)、その他出力がLED×2(電源・稼働用×1、プログラム制御用×1、オンボード)、ブザー×1(オンボード)。本体サイズは125×175×55mm(幅×奥行き×高さ)、重量は194g。
なお2008年10月25日(土)には、福岡県にあるロボスクエアにてBeauto Chaserを使った工作教室が開かれる予定。
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Beauto Chaser
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Beauto ビルダー NEOの画面
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■URL
ヴイストン
http://www.vstone.co.jp/
ロボスクエア
http://www.robosquare.org/index.php
( 小林 隆 )
2008/09/22 16:17
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