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写真提供:CYBERDYNE
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7月1日(火)、大和ハウス工業株式会社は、ロボットスーツ「HAL」の開発を手がけるCYBERDYNE株式会社とロボット事業に関する総代理店契約を締結した。
今回の締結により、大和ハウスは、CYBERDYNEが生産・販売するロボットスーツ「HAL」を一括して買い受ける、独占的取引代理店となる。さらに大和ハウスは、7月4日にCYBERDYNEからの第三者割当増資による株式の割当てを引き受け、10億8万円を増資する。
また、今秋より、ロボットスーツ「HAL」をリース・レンタル事業者を通じて介護・福祉施設等に対してリースを開始していく予定だが、全身ではなく当面は「歩行に対するサポート」という意味合いで、下半身のみのリースとなっている。リース期間は5年を予定し、金額は未定。今年の5月から着工していたロボットスーツ「HAL」の生産工場の竣工は、9月頃を予定している。
今後は大和ハウスグループが保有する住宅、商業施設、介護・福祉施設の建築事業をはじめ、リゾート・スポーツ施設事業といった経営資源と組み合わせ、ロボットスーツ「HAL」の市場への供給体制の構築を図っていく。
■URL
大和ハウス工業
http://www.daiwahouse.co.jp/
CYBERDYNE
http://www.cyberdyne.jp/
ニュースリリース
http://www.daiwahouse.co.jp/release/20080701103216.html
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( 小林 隆 )
2008/07/03 00:00
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