姿勢を高くして専有スペースを狭くすることで、歩行者とともに移動できる低速モードと、車輌のホイールベースを伸ばして車高も下げてクルマとして移動できる高速モードを切り替えられるのが特徴だ。周辺監視センサーを搭載しており、周囲の歩行者などの接近を検知し乗員に音や振動で通知。同時に、自車の動きを周囲に音や光で違和感なく(驚かせないように)伝えることで、人々が行き交う中でも安全に走行できるようになっている。
そのほかの車輌だが、まずPMがトヨタの元祖パーソナルモビリティ。「Personal Mobility with visual communication system」の略である。2003年の第37回東京モーターショーに出展した。生命体を思わせるような構成やデザインを採り入れているのが外見的な特徴。初代のPMの時点から、変形機構は採用されている。