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「創造アイディアロボットコンテスト全国中学生大会」レポート
~文部科学大臣奨励賞(ロボコン大賞)を制したのは!?


試合前の入念なチェックをする生徒たち
 全日本中学技術・家庭科研究会主催により、去る1月26日(土)・27日(日)に「TX記念 第8回全国中学生創造ものづくり教育フェア」が開催された。会場は、茨城県つくば市のつくば国際会議場エポカルつくば及び茨城県立並木高等学校。

 同フェアは、中学生を対象にした、ものづくり教育のためのコンテストやコンクールを複数行なうというもの。今回は、その中の技術系のコンテストのひとつである、「創造アイディアロボットコンテスト全国中学生大会」を取材したが、ほかにも「めざせ!『木工の技』チャンピオン」や「パソコン入力コンクール」などもあるし、女子生徒がメインの「とっておきのアイディアハーフパンツ」や「『あなたのためのおべんとう』コンクール」なども開催されている。

 そのほか、工業高校や工業高等専門学校、ホンダのサーキットのツインリンクもてぎなどがブースを多数出展。誰でも入場できるフェアなので、小さな子供たちも高専ロボコン出場ロボットや近藤科学製KHRシリーズなどを操縦したり、木材などを使って各種創作をしたりして楽しんでいた。


茨城県立下館工業高等学校のパソコン搭載型ロボット。手が動き、ミサイルの発射が可能 【動画】パソコン搭載型ロボットの実際の動き 茨城県立土浦工業高等学校機械科はマイコンカーラリーを出展

【動画】マイコンカーラリーの走行シーン 【動画】パンダロボットの口を開けるところがかわいい 【動画】パンダロボットの口を開けるところがかわいい

国立小山工業高等専門学校は、高専ロボコン出場ロボを複数展示 国立茨城工業高等専門学校の2007年高専ロボコン出場ロボ「ペン太君G。」 エポカルつくばの廊下は複数のブースでにぎやかに

 「創造アイディアロボットコンテスト全国中学生大会」の会場は、エポカルつくば。つくばエクスプレスつくば駅から徒歩10分ほどのところにある。大ホールと、中ホールふたつを使って、A、B、Cの3部門(細かくは5部門)が行なわれた。

 創造アイディアロボットコンテスト全国中学生大会の目的は、中学校の技術・家庭科で学習した知識や技能を活かしてロボットの設計・製作を生徒自らが行ない、その成果の発表の場とするとともに、知識や技能のさらなる向上を図るというもの。大会はひとつの授業の場として考えられており、参加した生徒が互いの工夫点や機能性、構造などを学びあえるようにしてある点も特徴だ。ものづくりに取り組んできた全国の中学生の交流の場となっているのである。スローガンは、「得点至上主義に走らず、発想や製作技術・努力を評価し合おう!」。

 各部門だが、A部門の「ぱったんゴロゴロ2007」はA1とA2に別れる。A1はモーター4個までのロボットが1対1で対戦する競技で、A2はモーター3個までの2台のロボットが協力しながら2対2で対戦する競技。B部門「THE お片付け」は、A部門よりも大型のコートを舞台に、大型ロボットが1対1で対戦する競技。C部門はビデオ映像で紹介するスタイルだ。パフォーマンス部門のC1と、オリジナル競技部門のC2に別れる。C1は、ダンスや作業などでパフォーマンスを魅せるロボットを紹介。C2はAおよびB部門の競技とは異なるオリジナル競技に取り組んでいるロボットを紹介するという内容になっている。

 参加チームは、北海道、東北、関東甲信越、東海北陸、近畿、中国四国、九州沖縄の7ブロックに別れて予選を実施。1校で3チームまで参加可能(北海道ブロックのみ前年度参加実績により2チームまで)。1チーム4名までとなっている。

 審査は、製作されたロボットの機構、機能、加工精度、創意工夫の度合い、ユニークさ、操縦技能、チームワークなどをチェック。試合の勝敗を加味しつつも、スローガンの通り、得点至上主義に陥らないような評価を行なえるシステムとしているようだ。

 なお、取材の都合上、A部門はほとんどが撮影できず、今回はB部門の準決勝と決勝をメインにスチルやムービーを掲載させていただく。C部門についても、同じ時間帯に会場内の別のホールで上映が行なわれていたため、その様子のみを紹介させていただくので、ご了承いただきたい。


1対1で闘うA1部門「ぱったんゴロゴロ2007 A1」

 A1部門の詳細なルールは、90秒以内にステージ上のアイテム(1辺38mmの立方体の木材)を取り、ぱったん(相手コートにアイテムを送り込むために、片側がヒンジになっていて、水平状態から90度垂直に持ち上げられる仕組み)の上に置き、それを持ち上げて相手コートにアイテムを移動させる(ガラガラと送り込む感じ)というもの。

 残り時間30秒以内で一般アイテムの2倍の得点の「おかわりアイテム」(38×38×70mmの直方体の木材)を移動させることで高得点を得られるというルールも用意されている。得点は、競技終了時に相手コートにあるアイテムの得点の合計。アイテムが置かれている場所によって、得点が異なるルールだ。

 競技への参加は1チーム2名までで、操縦者1名とアシスタント1名が操縦エリアに入れる。出場ロボットは1台で、分離してはならず、サイズは、300×300×450mm以内で、スタートエリアに収まることが条件だ。スタート後は変形可能となっている。

 電源は1.5V単2乾電池2個まで。4個まで搭載できるモーターは、マブチモーターのFA-130タイプもしくは同RE-260タイプを使用可能だ。また、水、空気、油など利用したシリンダの使用は禁止。A部門はエポカルつくば3階の中ホール300にて行なわれた。

 A1部門は1台で攻撃と防御をこなさなければならず、どれだけ効率よくアイテムを回収して、いかに素早く敵陣に送り込めるかがポイントとなる。初日の予選に参加したチームは、全20チーム。

 2日目に行なわれた準決勝第1試合は、秋山建設(株)(茨城県桜川市立岩瀬東中学校)対光陽ボロッズ(埼玉県越谷市立光陽中学校)。予選で全チーム中最高得点を叩き出した秋山建設(株)は決勝トーナメント1回戦でも最高得点を出しており、優勝候補筆頭だ。しかし、光陽ボロッズも予選で4勝を挙げており、かなりの好勝負に。結果、31対27という僅差で、秋山建設(株)が決勝へ進出した。

 準決勝第2試合は、シーラカンス(栃木県茂木町立茂木中学校)対SEIRYO one(岐阜県土岐市立西陵中学校)。シーラカンスが圧倒的な攻撃力を見せ、75対6という決勝トーナメント中で最大の得点差をつけてSEIRYO oneを下した。SEIRYO oneは1年生ひとりでの参戦だけに、大いに検討したといえるだろう。

 そして決勝戦。秋山建設(株)対シーラカンス。同じ関東甲信越代表で、秋山建設(株)が地元の茨城県、シーラカンスは隣の栃木県という北関東対決だ。A1部門では、関東甲信越勢が強く、決勝トーナメントで活躍している。どちらも攻撃力が魅力のチームだが、シーラカンスが準決勝第2試合で見せつけた攻撃力を再び発揮。19対40で、栃木県茂木町立茂木中学校シーラカンスの優勝となった。


茨城県桜川市立岩瀬東中学校の秋山建設(株) 埼玉県越谷市立光陽中学校の光陽ボロッズ

栃木県茂木町立茂木中学校のシーラカンス 岐阜県土岐市立西陵中学校のSEIRYO one

2対2で闘う連携が重要なA2部門「ぱったんゴロゴロ2007 A2」

 A1部門よりも1個モーターが少ない3個で作ったロボットを2台連携させて闘うのがA2部門。そのほかのルールはA1部門に準拠する形だ。なお、A1部門に出場したロボットは出場できないルールとなっている。

 ポイントは2台で闘うことから想像がつくと思うが、攻撃と防御の役割分担。また、防御担当が敵から投げ入れられたアイテムを受け止め、すぐさまそれを攻撃担当に渡すといった受け渡しの連携も重要である。ただし、相手がどういう作戦で来るかで状況が変わってくるので、臨機応変に対応する必要もあるなど、2台になることで一気に内容的には奥が深くなるのがA2部門だ。

 準決勝第1試合は、ボンズ(茨城県桜川市立岩瀬東中学校)対チームフェルマー(岐阜県可児市立中部中学校)。37対21でボンズが決勝戦にコマを進めた。

 準決勝第2試合は、関東甲信越対決。長井A2ドリーム号(神奈川横須賀市立長井中学校)対マジンガーZ(長崎県五島市立奥浦中学校)。試合終盤に長井A2ドリーム号サイドで不運が発生し、アイテムが混ざってしまい、両チームの正確な得点が計測不能に。テクニカルファールにより、マジンガーZの勝利となった。


茨城県桜川市立岩瀬東中学校のボンズ 岐阜県可児市立中部中学校のチームフェルマー

神奈川横須賀市立長井中学校の長井A2ドリーム号 長崎県五島市立奥浦中学校のマジンガーZ

 決勝は、茨城県桜川市立岩瀬東中学校のボンズと、長崎県五島市立奥浦中学校マジンガーZの対決。A1部門の決勝戦にも岩瀬東中学校の所属チームが進出しており、地元茨城県のプライドをかけて奮戦している様子がうかがえる。しかし、決勝は残念ながら26対38でマジンガーZに軍配が上がった。ちなみに、マジンガーZの生徒たちは、アニメの「マジンガーZ」は観たことがないそうだが、「ロボットといえばマジンガーZだということでつけました」とコメントしている。もしかしたら、ご両親や先生などのアイディアかもしれない。


競技用コート。手前の赤のフタと奥の青のフタが「ぱったん」だ 決勝戦青コートはマジンガーZ マジンガーZの1台を別角度から

赤コートはボンズ ボンズを別角度から 【動画】A2部門決勝戦

大型ロボットが1対1で対決するB部門「THE お片付け」

 B部門のルールは、150秒以内に競技コート中央のアイテム設置場所(ネットBOX)と競技場床のアイテム設置場所に置いてある木づちを回収して運び、自陣のアイテム片付け場所(ネットタワー)に片付ける(差し込む)というものだ。得点は、木づちを差し込む高さによって異なり、ネットタワーの半分から下が1点、上が2点となっている。1対1での対戦で、1チームは2~4名の構成。操縦は2名以内、そのほかはロボットとコントローラーをつなぐケーブルを持ったり、差し込み位置などを指示したりするアシスタント役を行なえる。競技コートの広さは2,700×3,600×12mm。

 ロボットに関しては、モーターはFA-130かRE-260タイプを使用し、個数は7個まで。電源電圧は6v(公称電圧1.5v単1乾電池4本まで)。有線リモコンによる遠隔操縦方式で、分離は禁止。サイズは、スタート時に1辺が600mmの立方体に収まる必要があるが、スタート後は変形してもOK。また、ロボットとリモコンをつなぐケーブルは1芯当たり外形2mm以下。スイッチの個数も6個まで。エアシリンダ、注射器などのシリンダの使用は禁止となっている。


車検の様子 ロボットは有線の遠隔操縦

競技コート。左右にそびえているのが木づちを片付けるネットタワーで、中央がネットBOX 大ホールの様子。試合が始まるとかなりの人出に

 競技コートはエポカルつくばの2階にある大ホールに設置された。全20チームが全国から参加。

 準決勝第1試合は、デキシー(栃木県茂木町立茂木中学校)対ダークホース(埼玉県越谷市立光陽中学校)の関東甲信越対決である。なんと、A部門、B部門合わせて初めて同点の28対28。そこで、一番高い位置の木づちが差し込まれているネットの高さでの判定に持ち込まれ、なんとそこも同じ。最終的に、その高さに何本差し込まれているかでデキシーが上回り、決着した。


栃木県茂木町立茂木中学校のデキシー 埼玉県越谷市立光陽中学校のダークホース

競技コートを別角度から 【動画】B部門準決勝第1試合デキシー(右側赤コート)対ダークホース(左側青コート)

 第2試合は、THE リフターズ(栃木県真岡市立真岡東中学校)対HYPER ジュピター(熊本県熊本市立桜木中学校)。HYPER ジュピターは、今回の予選2位通過で、A・B両部門を通じて唯一決勝トーナメント1回戦を突破し他チーム。この準決勝も15対20で勝利を収め、決勝へ進出した。


栃木県真岡市立真岡東中学校のTHE リフターズ 熊本県熊本市立桜木中学校のHYPER ジュピター

試合開始前と試合後はお互いに礼 【動画】B部門準決勝第2試合THE リフターズ(右側赤コート)対HYPER ジュピター(左側青コート)

 そしていよいよ決勝戦。栃木県茂木町立茂木中学校デキシーと熊本県熊本市立桜木中学校HYPER ジュピターの対決だ。結果、24対15でデキシーの勝利。栃木県茂木町立茂木中学校はA1部門に続き、2冠を達成した。デキシーの3名の生徒にインタビューしたところ、「最大の難関はダークホースでした。あのチームに勝てれば、優勝できると思っていました」と、生徒たちは準決勝第1試合を事実上の決勝戦ととらえていたようだ。


試合前は両チームにインタビュー。インタビュアーも中学生だ いよいよ決勝戦。手前の青コートがHYPER ジュピターで、奥の赤コートがデキシー 試合開始前のセッティングも重要

【動画】B部門決勝戦デキシー対HYPER ジュピター 栃木県茂木町立茂木中学校の3名で記念撮影

C部門「パフォーマンス部門」および「オリジナル競技部門」

 C部門は、A・B部門のルールにとらわれない自由な形のロボットの発表の場。C1パフォーマンス部門は、パフォーマンスや自律型ロボットの様子をビデオ映像にし、作品とするという概要だ。

 ロボットの規格は、サイズ、重量、モーター数、制御方法などすべて自由。可動部が何らかの目的を持った仕事・表現をするという条件のみがあり、動いたり、発光したり、回転したり、音を発するだけなどの単独動作ではロボットとして認められないとなっている。また映像については、システム全体がわかるような映像が入っていること、オープニングからエンディングまで120秒以内。BGMの採用は自由であるが著作権をクリアし、生徒の肖像権もクリアしたものであることとなっていた。

 C1とC2はそれぞれ内容が異なるが、映像としては特に分けられることなく流された。A、B部門のように順位がつけられるのではなく、審査されて賞が授与されるという形だ。参加チームは、全22チーム。

 審査結果は、C1パフォーマンス部門が、熊本県熊本市立江原中学校の防犯犬太郎(3年生4名)が産業技術学会賞(アイディア賞)を受賞。長崎県佐世保市立広田中学校の撃砕(3年生2名+1年生1名)が、アイディア企画賞(得点賞)。群馬県渋川市立北橘中学校のYAKITORI(3年生3名)は、審査員特別賞(ユニーク賞)に輝いた。

 C2オリジナル競技部門は、長野県伊那市立東部中学校の東部中You're so Guy(3年生2名)が全日中会長賞(敢闘賞)を受賞。長野県長野市立裾花中学校の小田切捷伍(3年生1名)は、毎日新聞社賞(メカニカル賞)だ。技能賞(得点賞)は、富山県南砺市立城端中学校のJohana Robotboys 2-1(2年生3名)となっている。

 そのほか、C部門はWe Love black YK アンパンマン号やオレンジ フレンズなど、女子生徒で結成されたチームもあったのが特徴だ。


C部門が行なわれた中ホール200の様子 創造アイディアロボットコンテスト全国中学生大会の表彰式の様子

ASIMOのデモも行なわれた つくばエクスプレスのマスコット「スピーフィ」(右)と、茨城県のマスコット「ハッスル黄門」も駆けつけた

今回の創造アイディアロボットコンテストの大賞受賞チームは!

 そして、全部門のロボットの中から選ばれる、創造アイディアロボットコンテストの大賞=文部科学大臣奨励賞(ロボコン大賞)を受賞したのは、B部門優勝の栃木県茂木町立茂木中学校のデキシー。厚生労働大臣賞(準ロボコン大賞)を受賞したのが、A2部門を制した長崎県五島市立奥浦中学校のマジンガーZだ。茨城県知事賞は、A1部門の栃木県茂木町立茂木中学校のシーラカンスとなった。各賞は、以下の通り。

●文部科学大臣奨励賞(ロボコン大賞)
 栃木県茂木町立茂木中学校/デキシー

●厚生労働大臣賞(準ロボコン大賞)
 長崎県五島市立奥浦中学校/マジンガーZ

●茨城県知事賞
 栃木県茂木町立茂木中学校/シーラカンス

●全日本中学校技術・家庭科研究会会長賞(敢闘賞)
 茨城県稲敷郡阿見町立朝日中学校/ロベルトBlack(A1 茨城県桜川市立岩瀬東中学校/ボンズ(A2)
 熊本県熊本市立桜木中学校/HYPER ジュピター(B)
 長野県伊那市立東部中学校/東部中You're so Guy(C)

●日本産業技術学会長賞(アイディア賞)
 岐阜県羽島市立中島中学校/Nanao Special(A1)
 岐阜県可児市立中部中学校/チームフェルマー(A2)
 埼玉県越谷市立光陽中学校/ダークホース(B)
 熊本県熊本市立江原中学校/防犯犬太郎

●毎日新聞社賞
 茨城県桜川市立岩瀬東中学校/秋山建設(株)(A1)
 神奈川県横須賀市立長井中学校/長井A2ドリーム号(A2)
 熊本県御船町立御船中学校/NEW ロボレジェンズ(B)
 長野県長野市立裾花中学校/小田切捷伍(C) ※メカニカル賞

●審査員特別賞
 福岡県北九州市立横代中学校/チーム横代2号(A1)
 香川県丸亀市立東中学校/東中A・東中G(A2)
 福井県福井市立成和中学校/蛇頭(じゃず)(B)
 群馬県渋川市立北橘中学校/YAKITORI(C)

 なお、第9回全国中学生想像ものづくり教育フェアは2009年1月24日(土)・25日(日)に開催されることが決定済み。第9回は、開催地を東京は足立区の北千住に移して行なわれる模様だ。今回は東京の中学校が見られなかったが、来年は地元だけに、ぜひ参加してほしいものである。また、第8回の様子は、のちほど編集した映像が全日本中学校技術・家庭科研究会の公式サイトにアップされる予定だ。


URL
  想像アイディアロボットコンテスト全国中学生大会
  http://ajgika.ne.jp/~robo/
  TX記念 第8回全国中学生想像ものづくり教育フェア
  http://ajgika.ne.jp/page.php?p=fair_8
  全日本中学校技術・家庭科研究会
  http://ajgika.ne.jp/


( デイビー日高 )
2008/01/31 00:06

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