6月21日~23日、東京ビッグサイトで「第17回設計製造ソリューション展」、「第10回機械要素技術展」、「第14回産業用バーチャルリアリティ展」が開催されている。主催はリードエグジビションジャパン株式会社。出展社数は3展示会の合計で1,215社と過去最大規模。
3DCGやシミュレーション技術の展示会である「産業用ヴァーチャルリアリティ展」には106社が出展している。立体映像やHMD、3Dデジタイザや2D画像からの3次元化技術などの3次元データ生成ツール各種、人体のモーションキャプチャー・システムなどのほか、「設計製造ソリューション展」と合わせ、光造形技術などを使ったラピッド・プロトタイピング技術の展示が目立った。
会場ではNECの「PaPeRo」や三菱重工業の「wakamaru」の姿も見られた。ロボットはさまざまな技術の集合体なので、どの技術もロボットとは無関係ではない。全般的に設計技術のデジタルソリューションが目立った展示の中から、いくつかを写真で紹介する。
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ソリッドレイ研究所(株)の「デスクMMI」。平面図と3DCGが連動する電子図面
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(株)東陽テクニカ「3次元/6次元計測システム・Kシステム」。赤外線とマーカーを使って、製造用ロボットの位置や姿勢を最大1,000Hzのサンプリングレートで計測する。回転方向も計測可能
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(株)スパイスのジャイロ式モーションキャプチャーシステム。東大のロボット研究室で使われているとのこと
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オムロンブースではRFIDと組み合わせたセル生産システムを展示
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SCMソリューションを中心としたNECブースでは、巨大なPaPeRo人形がお出迎え
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実物もデモされている
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生産設備の「見える化」をアピールする三菱電機ブースでは産業用ロボットもデモ
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日本電産シンポ(株)ブースには三菱重工業のwakamaruがいる
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wakamaruの減速機を同社が生産している
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「第17回設計製造ソリューション展」、「第10回機械要素技術展」、「第14回産業用バーチャルリアリティ展」の展示会招待券申し込みはホームページで受け付けている。
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レーザー加工を本業とする(株)勝和技研の受付にあった、ボルトとナットで作られた人形
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残念ながら売り物ではないとのこと
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■URL
製造・設計ソリューション展
http://www.dms-tokyo.jp/
機械要素技術展
http://www.mtech-tokyo.jp/
産業用バーチャルリアリティ展
http://www.ivr.jp/
( 森山和道 )
2006/06/22 13:18
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