中央大学は、水上での移動が可能なアメンボ型ロボットを開発したことを発表した。
開発したのは中央大学理工学部 中村太郎助教授らの研究グループ。全長27cm、重量150gのロボットで、胴体や脚部は樹脂製、足先が発泡スチロールで作られており、水に浮く。リモコンで遠隔操作ができる。本物のアメンボの映像をもとに、動きを研究しながら再現したという。
アメンボ型をとった利点として、船と比較して浅瀬での作業性に優れることや、前足をマニピュレータ化すれば、水に浮かびながら前足で作業できる点があげられるという。
将来的には水上だけでなく、陸上でも移動できる構造にすることも可能とし、カメラを装備させて人命救助や水上探査などの応用が期待できるという。
■URL
中央大学
http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/
ニュースリリース
http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/news/contents_j.html?mode=top&topics=1958
( 清宮信志 )
2006/06/15 18:17
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