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「ジャパンロボットフェスティバル2009 in TOYAMA」レポート(後編)

〜ホビーロボット、トイロボットなどが多数展示


 展示レポート後編では、「ライフスタイルゾーン」を中心にレポートしていく。会場ではサービスロボットのほかホビーロボットやトイロボットのブースが軒を連ねた。来場者の声に耳をそばだてると、ホビーロボットも多くの人が初見どころか存在も知らない人が少なくなかったようで、大いに刺激を受けたようだった。

展示 ライフスタイルゾーン

 有限会社姫路ソフトワークスブースは発売されたばかりの同社開発ホビーロボット「JO-ZERO」を大プッシュ。会場の床などでデモを行なっていた。株式会社アールティとジャパンロボテックは共同でブースを構え、それぞれが発売しているロボット関連教材やボードなどを並べていた。また発表されたばかりの着ぐるみを着られる二足歩行ロボット「RIC」も漫画家・たかはしさなえ氏がデザインした「ネコ店長」として登場。動きで来場者にアピールしていた。

 京商の「マノイ」を販売する株式会社マノイ企画はかなり長細いスペースに陣取り、マノイだけではなくロボホッパーなどもデモ。同社が展開しようとしている電池のブランド「POWER LAND」もプッシュされていたほか、ボディペイントなども行なわれていた。

有限会社姫路ソフトワークスブース JO-ZEROをプッシュしていた 床でデモ
アールティとジャパンロボテックの共同ブース ボードや教材が並ぶ 着ぐるみロボット「RIC」を使った「ネコ店長」
【動画】愛嬌をふりまくネコ店長
マノイ企画のブース
ロボホッパーを飛ばす岡本正行氏。相澤ロボットを復元した有志の一人でもある
電池の新ブランド「POWER LAND」をプッシュ エアーブラシによるボディアートコーナーも

 近藤科学株式会社は二足歩行のホビーロボットKHRシリーズをデモで紹介していた。販売は行なっていなかったものの、腕立てふせや拍手などのアクションでさらにまた知名度が上がったのではなかろうか。株式会社サンライズは同社が製作したアニメ作品をビデオとパネルで紹介。サイバーステップ株式会社は遠隔操作ロボットを2台会場内で実際に動かし、ネットワーク経由でやりとりできることをデモしていた。

近藤科学株式会社ブース KHRシリーズを紹介 【動画】KHRのダイナミックな動きは子供たちにもうけていた
株式会社サンライズブース 同社が作成したアニメ作品を紹介
サイバーステップ株式会社 遠隔操作ロボット ネットワーク経由でテレコミュニケーションするためのロボット
カメラ部後方 台車部 主な仕様

 バンダイの各種商品も出展されていた。「Myドラえもん」は喋って、電子ペーパー製の目で表情を変えるロボット。真マジンガーブースでは発売中の「超合金魂」ほか、9月26日発売の「ゴッドスクランダー」を装備した「真マジンガーZ」のトイなどが並べられていた。セガトイズは夢ペットシリーズを床に並べて自由に触れる状態にしており、多くの子供たちが遊んでいた。

Myドラえもんブース
電子ペーパーの目で迎えてくれる
子供たちに人気だった 真マジンガーブース ゴッドスクランダー装備の真マジンガーZ。9月26日発売
セガトイズブース 夢ペットシリーズで子供たちが遊べた

 マテル・インターナショナル株式会社ブースでは90cm以上ある「ウルトラ恐竜スパイク」を子供たちがリモコンで動かしては遊んでいた。大きいだけではなく、のっしのっしとしか表現しようがない四本足の足運びで歩き、背びれが光ったり吠えたりと派手なアクションも人気のようだった。

 株式会社タカラトミーは小さいながら人工知能搭載の「ROBO-Q」や、「今年のロボット大賞」も受賞した二足歩行ロボット「i-SOBOT」などを並べて富山の人たちを迎えた。

 株式会社ビジネスデザイン研究所も「よりそいifbot」や無線LAN付きロボットの「ナバズタグ」、そして恐竜ロボットの「PLEO」などを展示。iRobot社の掃除ロボット「Roomba」も展示ブース内で掃除を行ない、こちらはこちらで実用性から多くの注目を集めていた。

マテル・インターナショナル株式会社ブース 大きな恐竜ロボット「ウルトラ恐竜スパイク」 【動画】動作の様子
株式会社タカラトミーブース ROBO-Q i-SOBOT
株式会社ビジネスデザイン研究所 よりそいifbot 恐竜ロボットPLEO
iRobot社 家庭用掃除ロボットRoombaをアピール

 綜合警備保障株式会社(ALSOK)ブースは「リボーグQ」と、7月末に発表された新しい「An9-PR」の大型の自律警備・案内ロボットを2台と、小型の警備ロボットシステムを並べてアピール。もともとショッピングモールなど子供たちがいるような環境でもちゃんと使えるように設計されているだけあって、各タッチパネルなどを使って子供たちを楽しませていた。

ALSOKブース 自律走行型案内ロボット「An9-PR」。赤外線やFeliCaによる通信ポートを持つ 沖電機の顔認識エンジンを使ったデモ
大きなロボットだけに大勢の人が囲んでいた 小型案内ロボット「An9-RR」 警備ロボット「リボーグQ」

 愛知工大鉄人プロジェクトブースでは、展開中の「鉄人プロジェクト」のみならず、三菱重工業のサービスロボット「wakamaru」も一緒にデモ展示されており、その姿で人気を博していた。

愛知工大鉄人プロジェクト。 2003年7月からプロジェクト開始 三菱重工業のwakamaruも
これまで開発されてきた鉄人ロボットが展示
最新の鉄人5号 手もついた。今後、より大きな本格的な手を付ける予定という コントローラーも雰囲気が出ている

 会場内には物販コーナーもあった。ロボット本体そのものよりも書籍やプラモデルなど関連商品のほうが目立つ品揃えではあったものの、株式会社グローバックスが名古屋で展開するロボットショップ「ROBO BASE」のブース、そして教材「エレキット」で知られる株式会社イーケイジャパンのブースなどとセットで、来場者たちはそれなりに楽しんでいたようだ。今回のイベント独自のグッズの類いがないのが少々残念ではあった。

物販コーナー・ロボフェスショップ
書籍やプラモなどが販売されていた
秋葉原のロボット専門ショップ「テクノロジア」の荒井店長が大活躍 イーケイジャパンブース ROBO BASEブース

パワードスーツ像も

 そのほか会場内には河森正治氏がデザインし、日産のテレビCMでお馴染みのパワードスーツ「デュアリス」像のほか、河森氏監督作品のアニメ「マクロスF」デザイン画、バンダイ、そしてやまとから発売されているマクロス関連商品などが並べられており、こちらはこちらで熱心なファンたちが入念に写真を撮影している姿が目立った。

日産のCMでお馴染みパワードスーツ「デュアリス」像 上半身
背面 斜め後方から fuRo(千葉工業大学未来ロボット研究センター)の「Halluc 2」も静展示
河森正治氏によるマクロスFデザイン画が展示されていた バンダイ、やまとなどが販売しているマクロスグッズも

会場全体

 会場のそこここで子供たちが、ブースでロボットを操縦させてもらっている風景が見られる展示会だった。来場者数そのものは2日で1万人余りだったが、何度も何度も会場全体をグルグル回って展示全体を楽しんでいる人が多かった模様だ。好奇心旺盛な子供に引きずられる親は大変だったかもしれないが、会場が適度な込み具合だったことも影響したのか、子供たちはみなかなり楽しんでいる様子だった。単に遠巻きにロボットを眺めるだけではなく身近なところで接する体験を得た彼らが「ロボットの夢」を「いっしょにみよう」と思ってくれたことを、本誌も祈りたい。

会場風景 レゴマインドストームを使ったロボットプログラミング体験コーナーも ブロックを繋げることでプログラミングしていく
【動画】プログラム後は走行実験 弁当コーナーにはもちろん富山名物のますのすしも 来場者の会場滞留時間の長いイベントだったようだ。

(森山和道)

2009/9/29 21:14

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