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ホビー業界2009年上半期の目玉は映画「トランスフォーマー -リベンジ-」の関連製品だ
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1月14日(水)、15日(木)に、東京・有楽町の国際フォーラムでホビー業界流通向けの新春新製品商談会「トイフォーラム2009」が開催された。今年はアガツマ、エポック、学習研究社、セガトイズ、タイヨー、タカラトミー、パイロットインキの7社が参加。2009年の春から夏にかけてのロボット系トイの新製品を紹介する。
● 大物はないがコンスタントにロボット系トイをリリースするセガトイズ
主要玩具メーカーの中で、最もロボット系トイ商品が多いのがセガトイズ。昨年下半期に発売された「E.M.A.」のようなトピック的な新製品こそないものの、「夢ペット」シリーズの新製品を始め、今年も7社の中で最も多いロボット系トイを出展した。
住宅事情やアレルギーなどの理由でペットを飼えない人たちに大好評の「夢ペット」シリーズだが、今回の新製品は「夢ねこヴィーナス」「夢こいぬ」「夢リス」の3種類だ。そのリアルな造形と自然な動きに、動物好きは思わず目尻がたれてしまうこと間違いなしである。
「夢ねこヴィーナス」は、リアル・ペット系の1つである「夢ねこ」シリーズの最新作だ。7月発売予定で、価格は1万3,440円。今回はかわいさよりもセレブリティなイメージというか、気品あふれる高級感をモチーフにしており、女王様然とした雰囲気が特徴だ。開発途中のため若干ながらセンサーの感度が低めだったり、動作がまだ不安定だったりする部分は見受けられたが、相変わらず表情や動きの自然さはすばらしく、世のネコ好きのハートを射止めるであろう出来映えだった。
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「夢ねこヴィーナス」
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【動画】「夢ねこヴィーナス」の動作
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「夢こいぬ」もリアル・ペット系で、「夢いぬ」シリーズの最新作。7月発売予定で価格は5,250円。その名の通り子犬タイプで、毛色が2種類あるようだ。骨を鼻の前に持ってくると、鳴いて臭いを嗅ぎ、さらには骨を前に動かすと、それを追いかけて子犬らしくチョコチョコと歩くという仕組みになっている。成長しないペットロボットならではの1台(匹?)というわけだ。
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「夢こいぬ」
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【動画】「夢こいぬ」の動作
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「夢リス」は、「夢ハムスター」や「夢ミニうさぎ」(昨年12月27日に発売)に続く、手のひらペット系。お腹にスイッチがあり、それを押すともぞもぞとリアルに動く。手のひらで動くと、結構気持ちいいとか。シマリスとエゾリスの2種類が用意されている。6月27日(土)発売予定で、価格は1,575円。
音楽ペットロボット系「i-Dog」シリーズの新作もラインナップされ、今回は少し意表をついた動物、亀が選ばれた。その名も「i-Turtle」。7月発売予定で価格は4,200円だ。甲羅、首、右手が音楽に合わせて動く。触ったり、音楽を聴かせたりすると、甲羅の7カ所の多色LEDイルミネーションで喜びを表現する。かまってあげないでいると、不機嫌になってしまうのは音楽ペットロボットシリーズ共通だ。携帯音楽プレーヤー用の外部スピーカーとしても使用可能である。
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「i-Turtle」
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「i-Turtle」のパッケージ
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「夢ペット」シリーズには含まれないが、ペットロボットの1つである「うちのスーパードッグ さかだちラッキー」には新たな仲間が登場。「おしゃれだいすき さかだちラッキー」がそれだ。こちらは現行製品に追加される新色版で、毛色がピンクになっているほか、ヘアゴムやバンダナといったおしゃれ小物が付属している。現行製品と同じように名前を呼ぶと逆立ちする。4月23日(木)発売予定で、9,240円。そのほか、小型だが「ばくてんラッキー」も開発中だ。
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「おしゃれだいすき さかだちラッキー」。奥のラッキーのサングラスなどは製品には含まれない模様
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【動画】逆立ちをまだ見たことがない人のためにラッキーの逆立ちを披露
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「ばくてんラッキー」
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【動画】背中を押すとラッキーはバク転する
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そのほかの動物系は、ラッキー同様に完全な女子児童向けだが、リード付きの散歩を楽しめるペット犬型ロボットの「なかよくおでかけ♪ おさんぽハッピー」も登場。6月27日(土)発売予定で、4,935円。リードのグリップをいくつも横に接続することができ、持つことさえできれば10匹以上でも対応可能。つまり“セレブのような散歩”ができるのがポイントだ。色は、ホワイトとピンクの2種類。散歩させるのに操作は必要がなく、背中の差し込み口にリードを差せば自動的に散歩が始まるので、小さい子でも犬の散歩ごっこを楽しめるというわけだ。さらに同シリーズの散歩もできれば泳ぎもできるという「いっしょにおよごう ちゃぷちゃぷチャッピー」も紹介されていた。
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「なかよくおでかけ♪ おさんぽハッピー」は、何台でも同時に散歩可能
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グリップはこうしてどんどん接続できる
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水陸両用の「いっしょにおよごう ちゃぷちゃぷチャッピー」
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【動画】お風呂・プール用のペットロボといえる
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さらに癒し系では、「ペコッぱ」が若干のリニューアルが図られた。植木鉢の色が白、茶、桃の3色となって2月12日(木)に発売する。各2,310円。いうまでもなく人型ではないし、動物型ですらない「ペコッぱ」だが、導入されている理論や技術は思っている以上にすごかったりする。「ペコッぱ」は人の会話のタイミングをつかんでうなずくのが特徴だが、岡山県立大学情報工学部 渡辺富夫教授の研究成果である「心が通うコミュニケーションシステム=うなずき理論」が採用されている。また、しなやかな動きを実現するため、医療機器などに使用されている「機能異方性形状記憶合金」による軟体型アクチュエータの「バイオメタル」が使用されているのだ。
その新シリーズも用意されており、6月6日(土)に発売予定なのが「花っぱ」シリーズ。「マーガレット」「ヒマワリ」「ガーベラ」の3種類で、各2,625円。それぞれ動き方は異なり、花言葉が「誠実な心」の「マーガレット」は、双子の花がそれぞれ独立して動く。ごもっともと納得した時は、2つが揃ってうなずくそうである。「神秘的な……」という花言葉の「ガーベラ」は、花を揺らすだけでなく、花から見て右側の葉も人の腕のようにゆらす。話がノリノリになってくると、うなずきながら葉をゆらすという。花言葉が「情熱」の「ヒマワリ」は、大きな日輪の花がうなずくだけでなく、かしげる(横方向にゆする)動作もあるという仕様だ。
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「ペコッぱ」は、植木鉢が白・茶・桃の3色にラインナップを充実
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【動画】「マーガレット」は2本の花が独立して動くが、納得すると一緒に振る
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【動画】「ガーベラ」は右側の葉を腕のように振る
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【動画】「ヒマワリ」はうなずくだけでなく、横方向に振って首をかしげるというアクションも
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また手足を動かすといった機能はないのだが、センサー搭載でユーザーに甘えるように鳴いたり、抱っこして頭をなでると喜ぶのが「最近涙した? 新茶犬」。癒し系人気キャラクター「お茶犬」の仲間の「新茶犬」の「ミドリ」(緑)、「ルゥ」(ピンク)、「ファン」(黄)をモチーフにしたトイで、ほったらかしにしておくと、涙を流して泣いてしまうという機能を持つ。まだ開発中の製品のため、製品版ではデザイン上なくなる予定の涙が出る穴が目の下の部分についていたりするが、ちゃんと涙がポロっと流れるのは見せてもらえた。商品担当の説明員の方と共に、涙が流れるまで科学ドキュメンタリー番組のカメラマンばりに記者が粘って粘って(?)撮影した落涙シーンをとくとご覧あれ。こちらは6月4日(木)発売予定で、5,040円。
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お茶犬シリーズ
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【動画】「最近涙した? 新茶犬」は、本体内に水タンクがあってポロっと泣く
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● 2009年のタカラトミーのロボット系トイ
タカラトミーの話題といえば、世界最小級の人工知能搭載の二足歩行人型ロボット「ROBO-Q」。いよいよ2月28日(土)に発売となるのは既報の通り。「フューチャーホワイト」「フューチャーブラック」「レトロレッド」「レトロシルバー」の4種類があり、各3,675円だ。
ちなみにフューチャー系はバイザーを降ろしたフルフェイスのヘルメットのような顔をしたデザイン。レトロ系は昔のロボットのような、丸い目と四角い口というユーモラスな表情だ。ボディ形状も若干異なり、フューチャー系の方が曲面も入った滑らかな面で構成されているのに対し、レトロ系は昔の日比谷線などのボディのような(笑)、細かい凹凸が繰り返されるようなデザインとなっている。
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「ROBO-Q」4体とコントローラ
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【動画】「ROBO-Q」の動作。下で紹介のスプーンレースの様子
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「ROBO-Q」本体に関してはすでにお伝えしているが、今回はその追加キットというか、セットものの「チャレンジキット」が紹介された。「ROBO-Q」用の各種ゲーム用小物セットという趣で、サッカーフィールド(1枚)&ゴール(2台)&ボール、土俵フィールド(1台)&まわしパーツ(2個)、一本橋フィールド(1台)、スプーンレース用のおぼんパーツ(1個)、壁止めパーツ(7個)、パイロン(5個)、壁プレート(20枚)、剣パーツ(2個)に加え、「ROBO-Q」本体が1体とコントローラが1個という内容になっている。6月発売予定で、価格は4,725円。ちなみに本体とコントローラは新色だ。
また、このチャレンジキットと同内容で本体とコントローラが2つずつとなり、すぐに家族や友達と競争・対戦ができる「プレイバリューセット」も6月に発売予定となっている。価格は6,825円だ。これらの内容からおおよそ検討はつくと思うが、どんな遊びができるかというと、ユーザーがコントロールする遊び方としては、サッカー(1on1、2on2)&PK戦、大相撲、大玉転がし、障害物スラローム、フェンシング、スプーンレース、一本橋渡りなど。障害物スラローム、ゴールアシストといった人工知能にお任せという遊び方も用意されている。
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チャレンジキットのボックス
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チャレンジキットを利用した遊び方の1つ「迷路」
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PK戦
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相撲とフェンシング
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ゴールアシスト
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そしてもう1つの話題が、映画「トランスフォーマー」のシリーズ第2弾「リベンジ」関連のホビー。6月に公開予定なので、タカラトミーも多数の製品ラインナップを予定している。ただし、まだ静止画・動画の公開は不可能なため、もう数カ月お待ちいただきたい。二足歩行型のラジコンロボットタイプとしては、「ROBO-Q」とのコラボレーションで実現した、「ROBO-Q トランスフォーマームービー」シリーズがある。「オプティマスプライム」と「バンブルビー」が5月に発売される予定で、価格は各4,200円だ。
新製品以外にも、すでに発売中の製品が「リベンジ」に合わせて新バージョンとなって登場する予定だ。ヘルメット型の「オプティマスプライム ボイスチェンジャー」は、ダメージ塗装が施され、「バトルバージョン」として5月から発売され、価格は5,229円。また、同じく5月に「バンブルビー ボイスミキサー」が新発売となる予定だ。完全変形ギミックを搭載した「アルティメット バンブルビー」の「リベンジ」版「バトルチャージ」も5月に発売予定。こちらは1万3,440円となっている。
ロボットトイではないが、大人が喜ぶ精密さがポイントの新製品が、2月に発売予定の「トランスフォーマー オルタニティ」シリーズだ。「A-01 NISSAN GT-R/コンボイ」は、国産スーパーカーの最新車種R35型「GT-R」がコンボイ司令官に変形。アルティメイトメタルシルバーとバイブラントレッドの2種類のカラーがあり、6月には「スーパーブラック(仮)」が追加される。もう1つは、同じく国産スーパーカーの最新車種Z34型「フェアレディZ」が変形する、「A-02 NISSAN フェアレディZ/メガトロン(仮)」。ブレードシルバーとモテレーブルーの2種類がある。価格はすべて4,725円だ。
そのほか、ディズニーとのコラボレーションで、ミッキーマウスのコンボイ司令官という「トランスフォーマーディズニーレーベル ミッキーマウストレーラー」(2月発売予定/3,990円)といった異色のトランスフォーマー系トイもある。色はノーマルのコンボイ司令官の青・白・赤のフランストリコロールと、モノクローム版の2種類だ。
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発売中の「オプティマスプライム ボイスチェンジャー」。「バトルバージョン」はダメージ塗装が施される
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発売中の「アルティメット バンブルビー」。「リベンジ」版の「バトルチャージ」にパワーアップ
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撮影不可のトランスフォーマー2009年新製品の中で、唯一撮影が可能だったのが、まさに大人向けの高級品「トランスフォーマーズ クロノレーベル」シリーズ。腕時計で、サイバトロン(オートボット)の「オートセプター(仮)」と、デストロンの「タイムリミット(仮)」が8月8日発売される。ともに3万1,500円。腕時計の時計部分とリストバンド部分が分離し、時計部分はトランスフォーマーに手動で変形させられるという製品だ。トランスフォーマーは何にでも変形して地球に潜んでいるので、まさにそれを再現した時計というわけである。
機能としては、ボタンを押すと時刻をスキャンして胴体前面の液晶で時間を表示。また、そのボタンを押す状況によって時計の感情が9種類に変化して、液晶に表示される。例えば、18時間放置すると怒り顔になり、夜間は眠い表情となり、ゾロ目のタイミングで押すとニコニコ顔になる。変形させると、各軍団のエンブレムを表示する仕組みも持っている。
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「トランスフォーマーズ クロノレーベル」の「オートセプター(仮)」と「タイムリミット(仮)」
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イメージイラスト
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そのほかのペットロボット系の新製品としては、抱っこすると話しかけてきたり、歌ったりする機能を持つペット犬ロボの「ダッキー」が、バージョン2にパワーアップして4月30日(木)に登場。価格は9,450円。今回はユーザーのことを、ママさん、パパさん、おねえちゃん、おにいちゃん、おばあちゃん、おじいちゃんの6種類から選んで呼びかけられるようになった。歌える歌は、童謡8曲+オリジナル14曲。眠りから目覚めると、時々夢の話をしたり(ユーザーと一緒に旅をする夢だそうだ)、一緒に抱っこして眠ると、旅の思い出話を聞かせてくれたりする。その他にも抱っこすると秘密の話を聞けるといった機能もある。
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「ダッキー」バージョン2
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「ダッキー」の仲間にはネコなどもいる
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それから、「フラワーロック2.0」の新製品として、4月に「ノースポール」の「イエローバージョン」「ブルーバージョン」「コスモス ピンクバージョン」の3タイプがまず追加される予定。各6,090円。6月には夏を迎えるということで、「ひまわり」も発売予定だ。こちらも6,090円。
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【動画】手前の3つが新製品。左から「ノースポール」の「ブルーバージョン」、「コスモス ピンクバージョン」、「イエローバージョン」。その動作の様子
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「ひまわり」はまだ動作はできないので、静止画のみ
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また、ロボット系というというわけではないが、タカラトミーブースではパワードスーツ系のヒーローが活躍する特撮テレビ番組の第2弾「トミカヒーロー レスキューファイヤー」の制作発表会も行なわれ、各種関連製品も展示されていた。ただし、こちらもまだ撮影不可の製品が多く、主人公たちの等身大(に近い)ポップと、主人公のファイヤー1が乗るビークル「RD(RESCUE DASH)-1」(日産のZ34型「フェアレディZ」がベース)のみを紹介しておこう。
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「トミカヒーロー レスキューファイヤー」。今度は3名+隊長1名
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劇中で活躍する「RD-1」は、日産の「フェアレディZ」の最新モデル。非常にカッコよい
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● アガツマは目尻がたれてしまうほどかわいい「エルモ」を出展
アガツマはピノチオブランドで出展していたが、その中のロボット系トイといえるのが、「セサミストリート エルモライブ!」だ。子ども向けの英語教育番組「セサミストリート」の人気ナンバー1であるマペットの「エルモ」が題材で、まさにテレビで見るエルモのように動くトイだ。アガツマから発売中の「くすぐりエルモ」や「くすぐりクッキーモンスター」に装備されるくすぐると大爆笑するといった機能はないが、その分アクションが増えている。立ったり、座ったり、踊ったりするほか、あのかわいらしい声で話したり歌ったりもする。さらには小話やジョークまでしてくれるという、「エルモ」好きにはたまらない一品。後ろで誰かがマペットを操作しているのではないかと疑いたくなるほど、雰囲気が出ているのが特徴だ。4月発売予定で、価格は1万5,750円。
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「セサミストリート エルモライブ!」。イスは付属品だ
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【動画】まさに我が家にエルモがやって来たという気分を味わえる出来映え
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全体的な印象として、現在の経済状況が反映されているかどうかは定かでないが、高価で大人を対象としたロボット系トイは少ない感じで、どちらかというと低価格でかつ子どもから大人まで、幅広い世代にウケるものが多かったようだ。また、完全な新製品も「ROBO-Q」と「セサミストリート エルモライブ!」ぐらいで、あとはシリーズものばかりで、ちょっと寂しい気もした。
それから感じたこととして、「ロボットというだけで面白い」という時期は過ぎつつあると各社ともにとらえているように見受けられ、今後はロボット技術をいかにキャラクターと結びつけていくか、というところにポイントが移ってきているように感じる。ロボット技術を導入すると、どうしても価格が上がってしまいがちなので、それをいかに抑え、でもクォリティとテクノロジーの高さを見せていけるか。そんな段階に入ってきているようである。
「物が売れない」という状況だが、それでも売り上げを伸ばしている企業もあるので、ぜひロボット系トイも「ちょっと値が張るけど、これなら買ってみたい!」と思わせるような夢のある製品を、各社にはどんどんリリースしてもらいたいと思う。
■URL
セガトイズ
http://www.segatoys.co.jp/
タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/
アガツマ
http://www.agatsuma.co.jp/
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( デイビー日高 )
2009/01/20 15:44
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