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表彰された3名によるフォトセッション
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ユニリーバ・ジャパン株式会社は21日、東京・有楽町にある東京国際フォーラムにて「リプトンひらめきIST AWARD2008」の受賞者発表会を開いた。今回受賞したのはタレントのエド・はるみさん、キャスターの小倉智昭氏、ロボットクリエイターの高橋智隆氏、および当日は不参加だったがLZR RACER(レーザー・レーサー)開発チーム。
「リプトンひらめきIST AWARD2008」は「紅茶でひらめきのある毎日」を提案している紅茶ブランド「リプトン」が、常に新しい可能性を求めて活躍している、ひらめきにあふれた人たちを「ひらめきIST」として各界から選考・表彰しており、同表彰式は今年で4回目となる。
受賞者の表彰が行なわれる前に、まず静岡県立大学食品栄養科学部及び同大学院生活健康科学研究科 栄養化学研究室の横越英彦教授、そしてリプトン研究室及びユニリーバ・ブラーディゲン研究所の研究員、ソレーヌ・ナビオス氏の2名が紅茶に関する発表会を行なった。
横越教授は「茶に含まれるテアニンとは~イライラなどの解消、リラックスに有効!~」と題し、緑茶や紅茶に含まれる茶特有アミノ酸のテアニン(r-グルタミルエチルアミド)の研究成果の一部を紹介した。またソレーヌ・ナビオス氏は「紅茶がひらめきある生活をサポート 紅茶飲用が集中力を高める」と題し、紅茶に含まれる成分L-テアニンを用いた集中力の実験、そして紅茶を用いた集中力の実験結果の発表を行なった。
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静岡県立大学食品栄養科学部及び同大学院生活健康科学研究科 栄養化学研究室 横越英彦教授のよる発表
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リプトン研究室及びユニリーバ・ブラーディゲン研究所 研究員 ソレーヌ・ナビオス氏
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そしてユニリーバ・ジャパンの代表取締役である上垣内猛氏より、エド・はるみさん、小倉智昭氏、高橋智隆氏の順で表彰の盾が贈られた。表彰されたエド・はるみさんは「マラソンやお笑いなど分野が違うが、ひらめきを大事にして仕事に集中していきたい」と語った。また小倉智昭氏は「マイクを握ってすでに40年経つが、個人で賞をもらうのは初めてなので非常に嬉しい。紅茶は自宅で本を読んだり音楽を聴いたりするときに、よく飲んでいます」と感想を述べた。
最後に高橋智隆氏は「普段ひらめきや思いつきだけで生きていますので、このような賞を受賞できて本当に嬉しい」とコメント。また司会者よりFTとクロイノについて触れられると「FTやクロイノは何かの作業をしたり、今すぐ何かの役に立ったりするわけではないが、我々がマンガの中でみてきたようなロボットを具現化したものです。自分は紅茶中毒で、ロボットの製作をするときは寝食を忘れて作業に没頭するので、そんなときにミルクと砂糖をたくさん入れた紅茶を飲んでいます」と話した。
なお、2008年にグランドキャニオンに長さ530mのロープを張り、2本の乾電池を動力にしたロボット「EVOLTA(エボルタ)」がそれを登るという実験を成功させたことと、ロボットと人とのコミュニケーションには外観や仕草が重要な意味をもち、それを実現する技術開発・デザイン・製作を1人で行なってロボットを次々と生み出す姿は、まさにひらめきに溢れているという点が受賞理由となっている。
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エド・はるみさんは芸人のみならずドラマや24時間マラソン、エッセイ本の執筆など、常にチャレンジし続けて活動のフィールドを広げており、自身の可能性に対するひらめきを大切にしていることが受賞理由となっている
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テレビ番組で語られる話題は、常に新しいことをキャッチし、小倉氏自身の経験や感性を通じたひらめきあふれる世界観と、多彩な分野への柔軟な発想に無限のひらめきが感じられたことが受賞理由だった
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紅茶好きで知られるロボットクリエイター、高橋智隆氏
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ユニリーバ・ジャパンの代表取締役である上垣内猛氏
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発表会ではエド・はるみさんが登場した新CMのお披露目もあった
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■URL
ユニリーバ・ジャパン
http://www.nipponlever.com/
リプトン
http://www.nipponlever.com/ourbrands/foods/lipton.asp
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( 小林 隆 )
2008/10/21 15:47
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