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江東区青海にある日本科学未来館
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東京・江東区にある日本科学未来館で、9月10日(水)~9月15日(月・祝)に「中秋の名月 未来館でお月見! 2008」を開催する。開催時刻は各日とも10:00~17:00、入場料は大人500円、18歳以下200円。一部イベントは無料。
今回で8回目の開催となる本イベントでは、今年も中秋の名月や宇宙にちなんだイベントを開催。「『映像』で月と宇宙を楽しむ!」「『イベント・実演』で月と宇宙を体感する!」「『展示』で月と宇宙を知る!」という3つのコンテンツを用意しており、各コンテンツで様々なイベントが企画されている。
シンボル展示のGeo-Cosmosを月に変身させ、月の裏側を観察するツアーや、月博士や展示解説員と一緒に月旅行をプランニングするトークイベントなどを始め、今年はNASA(米国航空宇宙局)が設立されて50周年の年にあたり、NASA50年の歩みを紹介する特別番組の先行上映や、アポロ計画に関わった宇宙飛行士などの証言を元に製作された未公開映画のダイジェスト版上映など、映像や展示などを通してアポロ計画時代の月を振り返る企画も取り揃えている。
また、9月14日(日)にはJAXA(宇宙航空研究開発機構)の月周回衛星「かぐや」が打ち上げ1周年を迎えるため、これを記念して「かぐや」によって撮影された最新の月の映像や、地球のハイビジョン映像、「かぐや」の模型なども展示される。
なお、「『イベント・実演』で月と宇宙を体感する!」の中で、昨年、日本科学未来館に導入された千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター(fuRo)とリーディング・エッジ・デザイン(L.E.D.)が共同開発したビークルロボット「Halluc II」とそのコックピット「Hull」による実演も、お月見にあわせた特別プログラムで行なわれる。
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Geo-Cosmosは月に変身
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「Hull」「Halluc II」の実演も行なわれる
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各コンテンツのスケジュールは以下の通り。
■「映像」で月と宇宙を楽しむ!
開催日:9月10日(水)~15日(月・祝)
1.ディスカバリーチャンネル 「NASA50年:宇宙開発の光と影」特別上映
2.エンターテインメント映画 「ザ・ムーン」特別上映
3.子ども向け映像「スヌーピーは宇宙飛行士」上映
4.「かぐやの見た景色」上映
5.かぐやの夢~月周回衛星「かぐや」がつなぐ、日本人と月の物語~
※5.は15日(月・祝)のみ。1階の企画展示ゾーンbにて
■「イベント・実演」で月と宇宙を体感する!
1.月の裏側を巡るツアー
開催日時:9月10日(水)、11日(木)、12日(金)、13日(土)、15日(月・祝) 15:00~15:15
2.4D2U~spacewalk~特別上映 お月見バージョン
開催日時:9月10日(水)~15日(月・祝) 11:30~12:00/15:00~15:30/16:15~16:45
※16:15~16:45は13日(日)~15日(月・祝)のみ
参加人数:各回30名
3.月ワークショップ「測るぞ! 作るぞ! Lunar -Cosmos」
開催日時:9月13日(土)~15日(月・祝) 12:00~13:00
参加人数:先着15名
4.月の観光案内所 ~月博士に聞いてみよう!~
開催日時:9月14日(日) 15:00~16:00
講師:寺薗淳也氏(会津大学助教・月探査情報ステーション)
5.Hull+Halluc II実演 お月見バージョン
開催日時:9月10日(水)~12日(金) 13:00~13:15/16:00~16:15
6.かぐや打ち上げ1周年記念(お月見関連イベント)
開催日時:9月14日(日) 10:00~17:00
■「展示」で月と宇宙を知る!
開催日:9月10日(水)~15日(月・祝)
1.NASA アポロ計画の歴史
2.月周回衛星「かぐや」のあゆみ
3.花伝説・宙(そら)へ!~なつかしい日本のこころ~
■URL
日本科学未来館
http://www.miraikan.jst.go.jp/
ニュースリリース
http://www.miraikan.jst.go.jp/press/docs/20080805.pdf
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( 小林 隆 )
2008/08/08 00:03
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