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当日のロボスクエア内部
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7月27日(日)、福岡市早良区にあるロボスクエアで、夏休みイベントのひとつとして「第26回ヒューマノイドカップ・サッカー大会」が開催された。予選のゴールラッシュと決勝のサッカートーナメントが行なわれ、各チームが優勝を目指してしのぎを削った。
今回のサッカー大会には、地元九州の7チーム(1チーム3台)が参加。実はヒューマノイドカップ・サッカー大会で、参加者全員が九州在住というのは今回が初めてだ。九州在住者だけでサッカー大会が開催できるようになってきたのは、それだけ九州に二足歩行ロボットが根付いてきたということだろう。
● 予選のゴールラッシュではパーフェクト達成チームも
今回参加チームは7チームなので予選落ちはなく、決勝トーナメントでの組み合わせを決めるために予選競技「ゴールラッシュ」が行なわれた。
ゴールラッシュは、2007年1月に開催されたヒューマノイドカップ・サッカー大会で初めて行なわれたもので、チームの3台が協力して、フィールド上に置かれたボールをできるだけゴールに入れていくものだ。箱に乗せられたボーナスボールもあり、ロボットの運動性能だけでなく「ボールをどうゴールに入れていくか」という戦略も重要になってくる。
なお、箱を倒す時は腕を使ってもよいが、基本的には足でボールをゴールに入れなくてはならない。今回は箱が倒れた時に、上に乗っていたボールがそのまま転がってゴールに入ってもOKになっていた。
このゴールラッシュを2回行ない、その2回の合計得点で順位が決まり、1位のチームにはシード権が与えられた。
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ゴールラッシュのボール配置。箱の上のボールがボーナスボール
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別の角度から見たところ。ボールがコーナーに入ってしまわないための仕切りが作られている
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ボールをシュートする「三人のこびと」のカッチデヤンス
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個人参加チーム「UNION」のチャレンジ
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オール市販機ながら、安定した動きを見せる「チーム福工」
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操縦者は全員小学校低学年ながら、なかなか侮れない「九州ロボット少年団」
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宮崎県からやってきた「都城工業高校」は、KHR機体でチャレンジ
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箱を崩す「都城工業高校」チーム
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各チームともボールの処理に苦労していたようだが、その中で九共大ロボット工房が、ヒューマノイドカップ・サッカーで初めてとなるパーフェクトを2回目に達成した(ボールの配置やコーナーの仕切りなど以前と違う部分もあるが、それでも快挙と言える。なお、1年前のヒューマノイドカップ・サッカー大会では、カイザーオールスターズが惜しくも1個残しでパーフェクトを逃している)。
九共大ロボット工房は早い段階で中央にボールを集め、それを次々とキックでゴールに入れていく戦術を取った。最後に残ったボールを九共大-ZEROが蹴り込んでパーフェクトを達成した。
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前回の覇者「九州三銃士」のチャレンジ
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端に転がったボールのクリアに手間取るスーパーディガー
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パーフェクトを出した「九共大ロボット工房」のチャレンジ。左からZERO、隼、紫電
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早い段階でボールに中央に集めている「九共大ロボット工房」
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ボールをシュートしていくZERO
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ZEROが最後のボールを蹴りこんだ瞬間
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予選の結果は次の通り。
1位 九共大ロボット工房(九共大-隼・紫電・ZERO) 47点(21+26)
2位 九州三銃士(Automo03・HUSER・スーパーディガー) 41点(23+18)
3位 都城工業高校(SO・覇王・魔王) 25点(11+14)
4位 九州ロボット少年団(トレイン1・2・スーパーディガーJr) 18点(9+9)
5位 チーム福工(FUKKO1号・2号・3号) 16点(9+7)
6位 UNION (TYRANT・拓歩・Robita602・ムーン) 11点(2+9)
7位 三人のこびと(カッチデヤンス・ヤマギワデンキ・Q) 5点(2+3)
● 1回戦の3試合
決勝トーナメントの1回戦は、予選1位の九共大ロボット工房がシードとなり、予選2位の九州三銃士が予選5位のチーム福工、3位の都城工業高校が6位のUNION、4位の九州ロボット少年団が7位の三人のこびとと戦うことになった。
決勝トーナメントのサッカーの試合は、前半5分・後半5分の計10分間で行なわれ、前半と後半の間には5分間のハーフタイムがある。
ルールは、腕を使ってボールを動かしていいのはキーパーだけなど、実際のサッカーのルールに準ずるが、オフサイドなどの細かいルールはなし。また腕にボールが当たったぐらいではハンドの反則を取られないなど、実際のサッカーよりはルールが緩やかになっている。
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トーナメント表
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サッカーコート。ラインがシンプルになっている。また以前よりも広くなっている
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1回戦最初の試合は、都城工業高校チームとUNIONの戦い。
都城工業高校は宮崎県都城市にあり、今回一番遠いところから遠征してきたチームだ。ヒューマノイドカップ・バトル大会は3回ほど経験しているが、チームを作ってヒューマノイドカップ・サッカー大会に参加したのは今回が初めてとなる。
UNIONは今大会に個人参加した参加者が結成したチームで、このチームのみ4名(チームは補欠を認められている)による構成で、試合の合間にロボットを交代していた。
都城工業高校チームは、ほぼノーマルKHRのままなのでスピードはないが、あまり倒れずに試合を進める。これに対してUNIONは、エースのTYRANTの運動性能は高いが、転倒が多くボールを支配しきれない。結果として、両者とも決め手を欠き、0-0のまま試合終了。第1試合からいきなり3分間の延長戦で決着をつけることになった。
そして、延長戦に入ってすぐに都城工業高校チームがゴールを奪い、そのまま1点を守りきり(延長戦はVゴール方式ではない)、都城工業高校チームが勝利した。
・都城工業高校チーム 1-0 UNION(延長戦)
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第1試合の「都城工業高校」VS「UNION」
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大きく足踏みをして移動するTYRANT
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延長戦での「都城工業高校」チームのゴール
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1回戦第2試合は、前回のヒューマノイドカップ・サッカー大会で優勝している九州三銃士とチーム福工の戦い。
チーム福工は地元福岡市の福岡工業高校のチームで、過去のヒューマノイドカップ・サッカー大会では何度も決勝トーナメントに進出している。しかし、その度に1回戦で強豪と当たってしまうというジンクスがあるようで、今回の対戦相手も前回覇者の九州三銃士となってしまった。
一方、連覇を目指す九州三銃士だが、エースストライカーのスーパーディガーの調整が不十分で(オーナーのひろのっち氏がスーパーディガーJrの調整も同時にやっていたため)、この試合はキーパーに下がっていた。
これによりチーム福工にも付け入るすきがあるかと思われたが、試合が始まるとやはり九州三銃士は強かった。前半に九州三銃士のHAUSERが2点を入れると、後半も勢いは止まらず、4点を獲得。結局6-0で九州三銃士が前回覇者の強さを見せ付けた。なお、この試合、九州三銃士のHAUSERとAutomo03がそれぞれハットトリックを成し遂げた。
・九州三銃士 6-0 チーム福工
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「チーム福工」VS「九州三銃士」。「九州三銃士」はスーパーディガーがキーパーを務めていた
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前半、猛攻をかける「九州三銃士」のAutomo03とHAUSER
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後半も「九州三銃士」の猛攻は続いた
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1回戦最後の試合は、九州ロボット少年団と三人のこびとの戦い。
九州ロボット少年団は操縦者が全員小学校低学年という、ヒューマノイドカップ・サッカーでも初めてのチームだ。しかし、お父さんが整備したロボットを子供の順応力で操縦していく、なかなか侮れないチームだ。
これに対して三人のこびとは、過去のヒューマノイドカップ・サッカーにも参加している、経験のあるチームだ。
試合は、三人のこびとのカッチデヤンスがスピードを生かしてすぐにボールを取りに行くが、シュート態勢に入ると転倒することが多く、試合を決めきれない。その中で活躍したのは、伏兵とでもいうべき三人のこびとのヤマギワデンキだった。前半、ゴール前に転がったボールをヤマギワデンキが押し込んでゴール。後半終了間際にもヤマギワデンキがサイドステップからボールをゴールに入れて勝負を決めた。
・三人のこびと 2-0 九州ロボット少年団
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「三人のこびと」VS「九州ロボット少年団」。どちらにも小学生の操縦者がいる
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キックと同時に転倒するカッチデヤンス
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サイドステップからゴールを決めたヤマギワデンキ
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● 大差のついた準決勝
準決勝の第1試合には、1回戦シードだった九共大ロボット工房が登場し、都城工業高校チームと戦った。
1回戦を勝ち上がった都城工業高校チームだったが、さすがに予選1位の九共大ロボット工房とは機体の性能が違い過ぎた。たとえて言うなら、普通自動車とレーシングカーぐらいの差はあったような気がする。
試合は一方的なものとなり、前半4-0、後半も4-0と、大差をつけて九共大ロボット工房が勝利した。なお、九共大ロボット工房のFWを務めた、九共大ー隼と九共大-紫電の2台が共にハットトリックを達成した。
・九共大ロボット工房 8-0 都城工業高校チーム
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準決勝第1試合、「九共大ロボット工房」VS「都城工業高校」
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点を入れていく「九共大ロボット工房」
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隼の押し込みゴール
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準決勝のもう1試合は、九州三銃士と三人のこびととの戦い。
三人のこびとのカッチデヤンスは、スピードなら九州三銃士にも対抗できるものを持っており、どこまで前回覇者に食い下がるか注目された。
しかし、前半、そのカッチデヤンスが故障でコートから出てしまった。こうなると、九州三銃士のパワーが炸裂。前線に上がったスーパーディガーが2得点上げただけでなく、Automo03が前半だけでハットリックを達成。スーパーディガーがキーパーに下がった後半も猛攻は続き、さらに3点を追加。結果として8-0で九州三銃士が圧倒した。
・九州三銃士 8-0 三人のこびと
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準決勝第2試合、「三人のこびと」VS「九州三銃士」
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スーパーディガーの先制ゴール
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緑のマントを被ったロボットは、カッチデヤンスの代わりに出てきたビッキーデヤンス
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3位決定戦の前にはi-SOBOTのショーも行なわれた
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踊るi-SOBOT軍団
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● 延長戦となった3位決定戦
3位決定戦は、準決勝で敗れた都城工業高校チームと三人のこびとの戦い。3位まで表彰されるので、初の入賞目指してどちらのチームも張り切っていたようだ。
試合は、スピードでかき回すはずのカッチデヤンスが不調であまり活躍できない。結果として攻守がじわじわと入れ替わる試合になった。どちらも決定的なチャンスを作ることができず、試合はこの日2度目の延長戦へと突入。延長戦では、都城工業高校チームがゴール前に転がしたボールを、三人のこびとが痛恨のオウンゴール。都城工業高校チームがヒューマノイドカップ・サッカー大会初出場にして3位入賞を果たした。
・都城工業高校チーム 1-0 三人のこびと(延長戦)
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「都城工業高校」VS「三人のこびと」による3位決定戦
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中央で向かい合う両チームのFW
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延長戦、三人のこびとによる痛恨のオウンゴール
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● 激闘の優勝決定戦
優勝決定戦は、どちらも大差をつけて勝ちあがってきた九共大ロボット工房と九州三銃士との戦い。両チームとも全機体が高い運動性能を誇るだけに、優勝決定戦は激しいものとなった。
前半、九州三銃士が攻め込むが、これに対して九共大ロボット工房のキーパー・九共大-ZEROがロングシュートを放って九州三銃士のゴールをおびやかす。どちらのチームもキーパーがナイスセービングで得点を許さず、白熱の前半戦は0-0で終わった。
後半、九州三銃士は経験に勝るスーパーディガーを前線に上げて勝負をかけた。そしてゴール前の混戦からスーパーディガーが後ろ向きで押し込み、先取点を獲得。
しかし、九共大ロボット工房もすぐに反撃し、ボールが九州三銃士のゴール直前まで転がった。これをキーパーのHAUSERが必死にクリア。その直後にスーパーディガーが正面からシュートを決めて、勝利を決定的なものにした。九共大ロボット工房は点を取り返せず、タイムアップ。九州三銃士がヒューマノイドカップ・サッカー大会2連覇を成し遂げた。
どちらが勝ってもおかしくない試合だったが、最後にはスーパーディガーのひろのっち氏の経験が、九共大ロボット工房をわずかに上回ったともいえる。
・九州三銃士 2-0 九共大ロボット工房
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優勝決定戦、「九州三銃士」VS「九共大ロボット工房」
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「九州三銃士」の猛攻を防ぐ、キーパーの九共大-ZERO
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ロングシュートを止めたスーパーディガー
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後半、後ろ向きで先取点を奪ったスーパーディガー
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「九州三銃士」のゴール前に転がったボール。この後、キーパーのHAUSERが必死にクリア。ここが勝負の分かれ目だった
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ダメ押しのシュート
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連覇を決め、喜ぶ「九州三銃士」
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今回のヒューマノイドカップ・サッカー大会は、事前の予想通り九州三銃士が優勝したが、その九州三銃士と好勝負を繰り広げた九共大ロボット工房は特筆されるべきだろう。
九共大ロボット工房は高速で動けるロボットを3体製作し、予選のゴールラッシュで初のパーフェクトを成し遂げた。優勝決定戦でも好勝負を繰り広げ、九州三銃士以外にも九州に強力なロボットサッカーチームが成立したことを印象付けた。
それから3位に入った都城工業高校チームも評価されるべきだろう。都城工業高校チームのロボットはスピードはないが、転倒せずに安定して動いていた。都城工業高校チームのロボットより早く動けるロボットはいたが、やはり「安定して動かす」というロボットの基本を、しっかりやってきた結果が3位入賞につながったのだろう。
ただし、新たな課題も見つかった。九州三銃士と九共大ロボット工房の「2強」と他のチームの実力の差が大きく、今のところ九州三銃士と九共大ロボット工房に続くチームが出てきていないことだ。九州三銃士と九共大ロボット工房を脅かす、九州の二足歩行ロボットサッカーチームの出現を期待したい。
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優勝トロフィーを渡す辻館長
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特別賞を受賞した「九州ロボット少年団」
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記念撮影。ただし、電車の時刻の関係で「都城工業高校」チームはこの場にはいなかった
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準優勝の「九共大ロボット工房」
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勝利のポーズだ!
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■URL
ロボスクエア
http://www.robosquare.org/
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・ 「第23回ヒューマノイドカップ・サッカー大会」レポート ~九州三銃士が初優勝(2008/03/24)
( 大林憲司 )
2008/08/07 00:49
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