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RTを活用したタウンセキュリティシステムが和歌山県「橋本ガーデンさつき台」で稼働開始 |
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株式会社NSJが、7月1日より「橋本ガーデンタウンさつき台」(和歌山県橋本市)で、ロボットロケーター(携帯型小型端末装置)を使用するタウンセキュリティシステムの稼働を開始した。 システムを開発したのは、警備会社の株式会社NSJ。「橋本ガーデンタウンさつき台」の事業主である株式会社大倉が採用を決定した。導入時の初期費用を株式会社大倉が負担し、機器の配備、警備、および運営を株式会社NSJが実施する。住民や来訪者がより安全に楽しく過ごせる街づくりのために、地元自治会の賛同を得て導入した。 NSJがロボットロケーター(通称：ロボロケ)の受信機を、住宅地と学校までの通学路、および南海電鉄御幸辻駅までの街路灯に設置した。セキュリティエリア内で、危険や体調不良に見舞われたなどの非常時に、携帯しているロボットロケーケーターの緊急ボタンを押すと、巡回警備員が駆けつける仕組みだ。同時に事前登録されているアドレスに緊急メールが自動配信される。 また、ロボロケを携帯して学校や駅などのポイントを通過すると、自動的にID認証が行なわれ、保護者へ通過を知らせるメールを配信する。 ロボットロケーターは携帯端末だけではなく車用もある。ID認証により、出入扉の電気錠の解除や駐車場ゲートなどの開閉を自動で行なう。セキュリティエリア内で車のエンジンを停止すると、ロボロケがセキュリティモードに切り替わり、駐車中にセンサーが異常を感知したら警備本部管制へ緊急連絡が入り、登録アドレスに自動メール配信をするなど車に対するセキュリティも完備している。 登下校時の見守りや地域の巡回を24時間など街全体の警備は、ロボロケのシステムを開発した株式会社NSJが行なう。 既に入居済みの280世帯に対しては、ロボットロケーター1個を株式会社大倉が配布し、使用者は警備費として月々1,500円を負担する。今後の分譲物件には各戸3個のロボットロケーターを標準装備とすることを計画している。 ■URL NSJ http://www.n-sj.jp/ 大倉 http://www.okurakensetsu.co.jp/ 橋本ガーデンタウンさつき台 http://www.satsukidai.jp/index.html ■ 関連記事 ・ 大阪・ミナミのアメリカ村に、RTを活用した新セキュリティシステム導入 ～地域密着・次世代型エリアセキュリティ（2007/11/28） ・ RTで街を見守る「ロボットロケーター」、大阪・ミナミのアメリカ村に導入（2007/06/26）
（ 編集部 ）
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