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今週末の土日は、下町・浅草で「第4回KHRアニバーサリー」が開催!
~自律ロボットによる公開競技2種目も実施


 近藤科学株式会社は、6月7日(土)・8日(日)に、ロボット競技会「第4回KHRアニバーサリー」を開催する。会場は、東京・浅草の複合型ショッピングビルROX3スーパーマルチコート。7日はKHRバトルがメイン競技で、公開競技として「自律バトル」と「自律ビーチフラッグ」の2種類も開催する。8日は、第11回KONDO CUPのKHRクラスとオープンクラスが行なわれる予定だ。両日ともに入場料は無料。

 KHRバトルは、その名の通り近藤科学製2足歩行ロボット「KHR」シリーズ(KHR-1、KHR-1HV、KHR-2HV)による競技会。KHRの2008年の王座をかけて激突するというわけである。参加台数が32台を超えた場合は、予選を実施して上位16体によるAトーナメント(バトル競技)、予選17位以下によるランブルなどを含めたBトーナメントが実施される予定だったが、今回は下回ったので予選なしとなり、全員参加のバトルトーナメント(Aトーナメント)となった。試合ルールは1体1で、3分1ラウンド制。ラウンド内で勝敗が決着しない場合は、2分の延長(ダウンを先取した方が勝ち)を行なう。それでも決着がつかない場合は、操縦者のじゃんけんとなる。なお、捨て身技は5回まで可能となっている。リングは、ROBO-ONE公式リングを使用。

 勝敗については、ノックアウトを先取するか、ラウンド終了時にダウンを多く奪っていれば勝利となる。10カウント以内に試合に復帰できない場合、ラウンド内に3ダウンを奪われた場合、延長戦で1ダウンを奪われた場合にノックアウトとなる。スリップはダウンとは切り離されており、2スリップで1ダウンとはならないが、10カウント以内に試合に復帰できない場合はノックアウト負けとなる。


 公開競技の自律バトルはその名の通り、自律ロボットによる競技となる。クラスは、KHRクラスとオープンクラスの2クラス。KHRクラスとは、前述のKHRシリーズ3機種によるクラスで、オープンクラスは同社製サーボを使用した自作ロボットのクラスだ。ルールは第13回ROBO-ONEに準拠。3分1ラウンド制で、ノックダウンもしくはダウン数で決着だ。

 一方の自律ビーチフラッグは、フィールド中央にあるフラッグ(実際には旗ではなく、縦80mm×横160mm×高さ600mmのスチレンボード製の直方体)を倒し合う競技だ。KHRシリーズのみが参加可能だが、レギュレーションに定められる範囲内であれば改造できるルールとなっている。試合には1チームにつき1体が参加し、1対1で勝負を行なう。なお、補欠機を1体用意してもよく、ラウンド中でなければいつでも交換できるルールだ。

 1ラウンド3分の2ラウンド制で、インターバルは1分。KHRクラスサッカーフィールド(縦(エンドライン)2,700mm×横(サイドライン)4,500mm)を利用して行なわれ、フラッグを先に倒した方がそのラウンドの勝者となる。2ラウンドとも先に倒した方がその対戦の勝者となるが、1勝1敗の場合は、フラッグを倒したタイムの短い方が勝ちで、どちらもフラッグを倒せなかった場合は、フラッグまでの距離が短い方が勝ちというルールだ。なお、フラッグは特定のモーションで倒さないとならない。勝ち上がりはトーナメント方式となっている。

 そし8日に行なわれるKONDO CUPは、ご存知の方も多いと思うが、3対3のロボットサッカー。KHRクラスとオープンクラスがある。試合時間は前後半5分で、ハーフタイムは1分となっている。


URL
  第4回KHRアニバーサリー
  http://www.kondo-robot.com/KHR4thANV.html
  近藤科学
  http://www.kondokagaku.jp/

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( 編集部 )
2008/06/03 14:52

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