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タカラトミー「i-SOBOT ブラックバージョン」実機レポート


 2007年11月に発売された、タカラトミー「Omnibot17μ i-SOBOT」。既報の通り、そのブラックバージョンが2008年3月29日に発売された。その実機が手に入ったので、レポートしてみる。

 ブラックバージョンはもともと“北米版”として発売されていたものだが、公式サイトの情報によると、もともとの北米版では青みがかかったグレーだった部分をメタリックグレーに変更するなど、微妙な差があるので、北米版をそのまま持ってきたわけではないようだ。

 黒とグレーというカラーリングは、i-SOBOTの構成部品の色と揃っている。サーボモーターの黒はもちろんだが、サーボの出力軸はグレーに近いし、各部品を固定しているねじも黒い。全身が「黒/グレー」のツートーンで統一された機体として仕上がっているといえるだろう。“ロボット然”とした機体が好きな人には、今回の「黒/グレー」のほうがウケがいいかもしれない。


正面から。塗り分け部分は「白/青版」と同じ 背面から。新たに設けられたモールドなどは見えない 2機並べると、キャラクター的な存在感のある「白/青版」と比べて、「黒/グレー版」は機械っぽい雰囲気

LEDをつけても、ひょうきんな雰囲気は皆無 箱は「ブラックバージョン」のシールが貼られただけの差。正面にしかないので、横からだと全く同じ箱

中身の構成も同じ。色の変更に合わせて、工具も黒になっている コントローラーはボタンの色が共通。「黒/グレー版」のほうが見やすいかも

 北米版では英語のせりふが入っていたようだが、こちらはすべて日本語に入れ替え。マニュアルを見たところ、「白/青版」と全く同じモーションとセリフになっていた(ちなみに説明書そのものが全く同じものなので、「黒/グレー版」なのに中身の写真はすべて「白/青版」)。試しに2機を同じバンドにして、1個のコントローラーで無線操縦すると、ほぼ同時に同じモーションが再生された。


【動画】2機を同じバンドにして操作してみた。たまにスタートがズレるのは、赤外線の到達のズレだろう 【動画】“元北米版”なので、もしやと思ってスペシャルアクションモードの「西部劇」を再生。結果は……和製ウエスタンでした

 どこかに微差でもないかと探してみたが、発見できたのは公式サイトでも触れられていた「電池カバー部分のリブ」のみ。測ってみると「白/青版」の電池カバーの厚みは16.30mm。一方、「黒/グレー版」は16.85mm。0.5mmほどの違いになっている。

 この電池カバーは、i-SOBOTが前転や起き上がりなどを行なうときに床面に触れる部分で、i-SOBOTの外装の中では意外とハードに使われている部分。筆者の持っている私物の「白/青版」は、すでにメッキのはげた部分もあった。だが、この改良によって、こういった劣化はより抑えられるはずだ。細かい改良ではあるが、ここまで気遣われていることの証明だろう。


メッキパーツの脇にリブが立っていて、メッキパーツをガードしている 「白/青版」はリブがないので、すでに一部がハゲている(黒くなっている部分) 2つ並べてみても、ほとんどわからない差

URL
  タカラトミー
  http://www.takaratomy.co.jp/
  i-sobot公式サイト
  http://www.isobotrobot.com/jp/index.html
  i-sobot北米版サイト
  http://www.isobotrobot.com/eng/index.html

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タカラトミー、「i-SOBOT」ブラックバージョンを29日に発売(2008/03/06)


( 梓みきお )
2008/04/04 16:06

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