綜合警備保障株式会社(ALSOK)は、同社の警備ロボットシステム「リボーグQ」に顔認証機能を搭載したと発表した。11月28日より東京ビッグサイトで開催される2007年国際ロボット展に展示する。
リボーグQは2006年11月に発表された警備ロボットシステム。身長130mm、重量は90kg。4輪で移動する。前後左右のカメラのほか、人体、水漏れ、火災センサーを搭載。館内地図による自動巡回機能で、動哨、立哨を行なう。
今回は新たに顔認証機能を搭載し、特定人物の発見、通報が可能になった。テロリストや指名手配犯などの顔写真を予め登録してき、多数の人間のなかから特定の人物を探し出すことができる。顔認証システムにはオムロンの「OKAO Vision(おかおビジョン)」を採用している。
空港やショッピングセンターなど、不特定多数の来場者が多い環境での導入を目的としている。今後は同社で実証実験を重ね、2008年に本格的な導入を開始するという。
■URL
綜合警備保障
http://www.alsok.co.jp/
ニュースリリース
http://www.alsok.co.jp/company/news/news_details.htm?alpc_news.news_detail[id]=331
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( 清宮信志 )
2007/11/27 15:23
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