特定非営利活動法人 国際レスキューシステム研究機構と特定非営利法人 安全工学研究所は、サービスロボットの安全技術に関する専門家を育成する「サービスロボット初級安全技術者認定講座」を開始する。募集人数は30名で、費用は受講料として9万円、認定料として9,000円が必要となる。
製造物責任予防(PLP)の理念を踏まえながら、サービスロボット運用のための安全技術者を育成する講座。本講座では、1. サービスロボットに関連する国際安全規格の概念を理解、2. サービスロボットに関する技術を習得、3. リスクアセスメントを実践(リスクアセスメントシートの作成)の3点を満たすことが認定者の条件とされている。資格の有効期限は3年。3年経過時に継続講習を受講することで、3年間資格が延長される。
募集対象者は、機会メカトロニクスおよびサービスロボット分野の設計・製造を行なう企業の技術者や、安全コンサルタントを目指す個人など。
3日間の講義のあと、3日間の実習・認定試験を実施したのち、認定証が授与される。講義の日程は2008年1月11日、12日、18日。実習・認定試験の日程は1月19日、26日、27日。講義では、国際安全規格に基づいた、安全の基礎や原理を習得し、サービスロボットの基礎技術をメカトロニクスや工学等の観点から学習する。実習ではロボットの実機を元に、リスクアセスメントシートを作成していく。
■URL
国際レスキューシステム研究機構
http://www.rescuesystem.org/
サービスロボット初級安全技術者認定講座
http://www.rt-solution.jp/roboto/home.html
安全工学研究所
http://www.safetylabo.com/
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( 清宮信志 )
2007/11/01 15:38
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