経済産業省は9日、「次世代ロボット安全性確保ガイドライン」を発表した。4月5日付けで公開されたガイドライン案をもとに、一般からの意見募集(パブリックコメント)を反映してまとめられたもの。パブリックコメントは4月6日~5月8日までの間募集された。
将来、人間とロボットが共存する環境において、多種多様なロボットが登場することが予想される。次世代ロボット安全性確保ガイドラインは、これら目的の異なる個々のロボットに共通な安全性を確保することを目的としたもの。
ガイドラインには、製造現場における搬送ロボット、オフィスビルなどで作業をする清掃ロボット、警備ロボット、消費者向けの生活支援ロボットなどを対象として、ロボットの設計、製造、輸入、設置、管理、修理、販売及び使用の各段階における関係者が行なうべき取り組みについて示されている。
なお、今回のガイドラインは、次世代ロボットの使用実態や性能向上などをふまえて、適宜見直しを行なっていくという。
■URL
経済産業省
http://www.meti.go.jp/
「次世代ロボット安全性確保ガイドライン」のとりまとめについて
http://www.meti.go.jp/press/20070709003/20070709003.html
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( 清宮信志 )
2007/07/10 21:07
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