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ロボットスーツ「HAL」
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大和ハウス工業株式会社は、CYBERDYNE株式会社と業務提携を結び、CYBERDYNEからの第三者割当増資を引き受けたと発表した。
CYBERDYNE株式会社は、2004年6月に設立された大学発のベンチャー企業。筑波大学教授 山海嘉之氏がCEOを務めており、同氏が開発したロボットスーツ「HAL」をはじめとした医療、リハビリテーション機器などの研究開発を行なっている。今回同社は、11,000株を増資、そのうち10,000株(10億円)を大和ハウス工業が引き受けた。増資引受後の大和ハウス工業株式会社の出資比率は15.4%(潜在株式含む)。
今回の提携により大和ハウスは、住宅や、医療・介護施設などでの高齢者・障害者の自立支援、介護者の負担軽減、生産現場・建築現場などでの労働者へのパワーサポートを目的とした研究開発をし、HALの販売も行なっていく。
CYBERDYNEは、新たに研究開発センターを建設、HAL量産に向けた製造施設も設置し、医療機器製造を中心とした品質管理体制を構築。薬事法や欧州医療機器命令(MDD)への対応など、実用化に向けた研究開発を続けていく。
■URL
大和ハウス工業株式会社
http://www.daiwahouse.co.jp/
ニュースリリース
http://www3.daiwahouse.co.jp/release/view.asp?id=179
CYBERDYNE
http://www.cyberdyne.jp/
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( 清宮信志 )
2007/02/16 15:02
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