独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は18日、2006年度から2010年度に掛けて実施する「戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト」を開始すると発表した。
同プロジェクトは、国内に蓄積されたロボット技術を活用し、ロボット基盤技術、システム開発を推進することで、現在、製造分野など一部の分野に限られたロボットの適用領域を拡大し、ロボット産業を日本の基幹産業の1つに成長させることを目的とした「21世紀ロボットチャレンジプログラム」の一環として実施されるもの。
将来の市場及び社会ニーズに適応する、先端的なロボット要素技術の開発を支援するほか、国内ロボット産業の国際競争力強化や、開発された要素技術がロボット以外の製品にも普及することを狙っている。
今回、2006年3月31日~5月15日に公募された43件から、次世代産業用ロボット分野5件、サービスロボット分野7件、特殊環境用ロボット分野5件が委託先として決定したことに伴い、プロジェクトが開始されることになった。2006年度の予算は10億7,800万円。
■URL
NEDO
http://www.nedo.go.jp/
ニュースリリース
http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/180718_2/180718_2.html
■ 関連記事
・ 産総研、ロボット産業活性化を狙うオープンアーキテクチャの開発を開始(2006/06/28)
( 清宮信志 )
2006/07/19 00:23
- ページの先頭へ-
|