Robot Watchの読者の方々なら一度は聞いたことがあると思われるZMP(Zero Moment Point)、普段は足裏など床面に設置している領域内に発生する床反力の圧力中心として定義されることが多いですが、ここでは3軸加速度センサを人体に取り付け、人間の重心に作用する重力と計測される加速度から、ZMPを求めます。腰の位置に加速度センサを帯で固定し、まずはその場でじっとして40秒、安静立位時のデータを計測。じっとして、と言われると逆に身体が揺れてくるような気がします。その次にその場で40秒足踏み動作をし、運動時のデータも計測します。