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【iREX2009】ホビーロボット、教材ロボット関連ブース

〜人気の二足歩行ロボから物理シミュレーター、プラットフォームロボまで


近藤科学ブース

 各社のブースが飛び地になっているためそれほど大きくは感じないが、「サービスロボットゾーン」では、ホビーロボット関連の出展も実際には面積比で見るとかなり大きかった。ホビーロボットゾーンができるのではないかと思われるほどだ。ブース各社ブースを紹介する。ヴイストン、北九州のHotproceed/クラフトハウスなど別に紹介した記事と合わせてご覧頂きたい。

 まず近藤科学株式会社のブースでは「KRS-2552HV」を採用し、一部にはダミーサーボケースを配置することで拡張を容易にした組み立て式ロボットキット「KHR-3HV」が出展されており、随時、デモが行なわれている。トイカテゴリのロボットを除けば、ホビーロボットのなかではおそらくもっとも知名度が高いと思われる「KHR」シリーズ最新機種だが、会場ではやはり初見の来場者も少なくないようだった。

 また近藤科学ブースでは同社のボードとモーターを使ったロボットの例として、大日本技研が現在予約受付している「マッド・ハリケーン」も出展されている。「マッド・ハリケーン」はマンガ「プラレス3四郎」に登場した「プラレスラー」ロボット。

近藤科学ブース KHR-3HV 高さ40cmあまり、重量はおよそ1.5kg
大日本技研の「マッド・ハリケーン」。現在、予約受付中

 秋葉原のロボットショップ株式会社アールティは着ぐるみ用人型ロボット「RIC」を使った「ネコ店長」を看板に、ハーフサイズマイクロマウス用の「Pi:Co」、「ちょろ丸」などをデモし、販売していた。

ネコ店長のいるアールティブース RIC ハーフサイズマイクロマウス

 双葉電子工業株式会社のブースでは、同社のコマンド方式モーターを使ったマスタースレーブのデモやコンプライアンス制御の解説デモなどが行なわれたほか、同社の小型軽量二足歩行ロボット「G-ROBOTS」と並んで姫路ソフトワークスの「JO-ZERO」なども出展された。「JO-ZERO」は「RT交流プラザ」の新産業創造研究機構コーナーでも出展されていた。高性能で知られる同社のサーボモーターは産総研デジタルヒューマン研究センターと五十嵐デザインインターフェイスプロジェクトでも使われているという。

 もうひとつ、双葉電子工業ブースの壁には、富士ソフト株式会社が間もなく発売するという小型ヒューマノイドのティーザーポスターが貼られている。姿はよく見えないが、新たなロボットに期待しよう。

双葉電子工業のマスタースレーブのデモ コンプライアンス制御を分かりやすく説明するためのデモ
姫路ソフトワークス「JO-ZERO」 研究用途にも使われている 富士ソフト株式会社からも新ロボットが間もなく登場するそうだ
ピルクスのヒューマノイド

 浅草ギ研、テクノロード、ピルクス、マノイ企画からなる「関東ロボット連合」はピルクすのイチゴサーボの宣伝垂れ幕が目立つ共同ブースで、各社のサーボモーターやボード、シミュレーターなどをデモ。「マノイ」が動き始めると人垣が出来ていた。テクノロードのシミュレーター「Go Simulation!」は、「ROBO-ONE」のようなゲームも楽しめる物理シミュレーター。実際に物理計算してリアルタイムで動く。設計の変更もリアルタイムに反映することができ、たとえば100以上のサーボモーターを使ったボディを設計して動かしてみたり、既存のロボットのデータを取り込むか自分で構築すれば、それを動かすこともできる。

 「ROBO-ONE」では1m以上の巨大なロボットが出始めているが、それをどうやって倒すか試行錯誤するといったようなことも、シミュレーターならば、機体を破損することなく実行できる。また、モーターの速度やトルクは任意に変更できるので、現時点では商品化されてないようなモーターも設定することができる。たとえばロボットで実行したいアクションに合わせて数値を設定し、それを要求仕様とするといったことも可能だ。研究者向けにも使えるようにしているという。

関東ロボット連合ブース 「マノイ」のデモを行うマノイ企画の岡本正行氏 リポバッテリ「Power Land」をPR
テクノロードのマイコンボード「Coron」を使った例
テクノロード「Go Simulation!」の画面 【動画】物理シミュレータ「Go Simulation!」のデモ 【動画】ミクを使ったシミュレーション・デモも

 有限会社杉浦機械設計事務所はROBOTIS社の高性能コマンドサーボを簡単なGUIで扱えるコントローラ「Motion Creator」を出展。初級者向けと上級者向けをそれぞれ用意し、高性能だが使いこなしている人が少ないモーターを誰でも簡単に扱えるようにしたという。また、手作り感あふれる外見ながら簡単に移動ロボットを組む事ができるため研究機関や大学でも使われている「ROBOLIFE」プラットフォームを出展していた。小型二足歩行ロボット「TINY WAVE」をブース前の床上でデモを始めると多くの人が足をとめていた。

有限会社杉浦機械設計事務所ブース DYNAMIXELを容易に扱えるコントローラを開発 GUIで操作できる
「ROBOLIFE」プラットフォーム。 研究機関や大学で学生が作るロボットに使われている 「TINY WAVE」のデモ

 このほか、有限会社擬人機工芸は教材ロボットを、トキ・コーポレーション株式会社は軽量サーボアクチュエータ「RC-1」、同社のバイオメタルをアクチュエーターに使ったトイなどを出展している。また株式会社タカラトミーもブースを構えており、二足歩行トイロボット「i-SOBOT」他をデモ。販売も行なっており、多くの人を集めていた。

擬人機工藝社ブース ロボット工作入門キットや制御学習教材を出展
バイオメタルを使ったトイを出展するトキ・コーポレーション タカラトミーブース i-SOBOTを販売していた


(森山和道)

2009/11/30 19:01

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