近藤科学株式会社は、モータードライバー付マイコンボード「KCB-2」を12月下旬から発売する。価格はボードのみが4,200円、シリアルUSBアダプター付セットが6,300円。
マブチ130モーターなどのDCモーターを最大4個まで制御できるマイコンボード。車輪移動型のロボットやロボットアームなどの製作が可能。開発環境はC言語。PWM制御やAD変換など頻繁に利用する機能はすべて関数化されており、サンプルプログラムが付属する。関数名はKCB-1に準拠するため、「KCB-2」で得た知識をKCB-1でも使うことができる。SDKも公開しており、同社ではプログラミングの学習用途にも最適としている。
CPUはR8C/27を搭載。ピンヘッダを標準で備えるため、センサーやモーターはコネクタ経由で接続可能。本体サイズは35×45mm(高さ×幅)、電源は単3電池×3本。ボードのみには「KCB-2」と専用ケース、ルネサス統合開発環境HEWバージョン4.04が付属。セットにはそれに加えてシリアルUSBアダプタ2が1個、モーター接続コードが2本、電池ボックスが付属される。
【お詫びと訂正】初出時、シリアルUSBアダプタ2の付属数が誤っておりました。お詫びとともに訂正させていただきます。
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「KCB-2」
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シリアルUSBアダプター付セット
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タミヤ製のショベルドーザーに「KCB-2」を搭載した作例
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背後から
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■URL
近藤科学
http://www.kondo-robot.com/
( 小林 隆 )
2008/12/22 18:50
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