10月4日(土)、5日(日)の2日間、北九州市小倉北区にある商業施設「リバーウォーク北九州」5Fのアートラウンジにおいて、二足歩行ロボットイベント「北九州ロボットプロジェクト」が開催された。
当日はリバーウォーク北九州全体でエコロジーに関するイベントが行なわれており、「北九州ロボットプロジェクト」もリバーウォーク北九州5Fで行なわれていた「エコnaくらし2008」(ペットボトルを利用したソーラーカー工作教室などが開かれていた)の一部として開催されたものである。
北九州ロボットプロジェクトは、北九州ロボットプロジェクト実行委員会が主催し、北九州市・財団法人北九州学術推進機構ロボット開発支援室が後援、リバーウォーク北九州・クラフトハウス・九州共立大学ロボット工房が協力した。
北九州ロボットプロジェクト実行委員会は、北九州市におけるサービスロボットなどの産業化を目指して、ロボット利用の裾野を広げるために設立されたものだ。
今回のイベントは北九州ロボットプロジェクト実行委員会からクラフトハウスが依頼を受け、九州ロボット練習会の協力の下に実施された。
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北九州市小倉北区にある商業施設リバーウォーク北九州
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アートラウンジのアップ
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会場のアートラウンジ内部
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アートラウンジの窓ガラスに映る小倉城天守閣
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北九州ロボットプロジェクトの看板
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当日は、リバーウォーク北九州1Fでも、宣伝のデモを行なっていた
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● 九州練習会から7台のロボットが参加
リバーウォーク北九州5Fのアートラウンジは、普段は美術の展示会などに使われている場所だ。そのアートラウンジにバトル用リングとサッカー用コートを作り、ロボットバトルとロボットサッカーを1日に3回ずつ行なった。
参加したロボットは、HAUSER、ZERO、紫電、メリッサ、九共大KHR、それにデモ用のMANOIの6台で、2日目にはこれに拓歩が加わった。
バトルは、軽い機体同士の試合を行なった後、HAUSER、ZERO、紫電の重いロボット同士の戦いが2試合ほど行なわれた。優勝者を決めたりするものではなかったが、第14回ROBO-ONEを1週間後に控えた時期でもあり、熱の入った戦いを繰り広げた。
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イベントの前のデモ
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軽量級の3台。左から九共大KHR、メリッサ、拓歩
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試合前に行なわれたペットボトル倒しのデモ
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拓歩(左) VS 九共大KHR。九共大KHRはやや転倒が多かった
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最近ライバル関係になりつつあるメリッサ VS 拓歩
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会場内部の様子
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サッカーは2 VS 2による試合が行なわれた。試合は前半3分後半3分の計6分を1試合実施。端の方にボールが転がった場合には、中央にボールを戻す特別ルールで試合は行なわれた。
時間帯によってはそれほど観客が多くない回もあったが、観客は動き回るロボットの動きを見て喜んでいた。
今回の北九州ロボットプロジェクトは、リバーウォーク北九州の5Fへの集客目的で行なわれ、それなりの効果を上げたようである。
これからは北九州ロボットプロジェクト委員会の手によって、北九州市でロボットが披露される機会が増えるかもしれない。
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ペットボトルを豪快に倒すHAUSER
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すくいあげる攻撃でペットボトルを倒すZERO
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激しい攻防を繰り広げたHAUSER VS ZERO
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2 VS 2によるサッカー試合
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コート中央でのキック
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HAUSERのシュート
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イベントの参加機体
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参加者もまじえての記念写真
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■URL
リバーウォーク北九州
http://www.riverwalk.co.jp/index.php
クラフトハウス
http://www.crafthouse.jp/
九州ロボット練習会
http://robo9ren.web.fc2.com/
( 大林憲司 )
2008/10/16 20:03
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