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紫川のほとりに立つ北九州市庁舎。奥に見えるのは小倉城天守閣
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5月27日、静岡県沼津市で開催されたROBO-CUPジャパンオープン大会で好成績を収めた北九州市内のチームが、北九州市庁舎で北橋健治市長を表敬訪問し、ROBO-CUPジャパンオープン大会での成果を報告した。
表敬訪問に参加したチームは、中型リーグで優勝したHibikino-Musashi、テクニカルチャレンジで優勝したTeam KCT、ジュニアサッカーチャレンジ・プライマリ(14才以下)部門で3位となったかもっこKMTMの3チーム。
Hibikino-Musashiは北九州市若松区にある学術研究都市「ひびきの」の合同チームで、ROBO-CUPジャパンオープン大会中型リーグで全勝による優勝を決めた。
Team KCTは北九州市小倉南区にある北九州工業高等専門学校のチームで、Hibikino-Musashiからロボットを1台借りてテクニカルチャレンジに参加(実は彼ら自身もHibikino-Musashiに参加している)。なんと本家のHibikino-Musashiを抑えて優勝してしまった。
かもっこKMTMは北九州市ロボカップ会に所属する、北九州市内の小学生チーム。準決勝で同じ福岡県のチーム・サファイアウェポンに敗れたが、3位決定戦で東海地区から出場したチーム・信長に勝利して3位となった。
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プレゼンルームで市長を待つチームメンバー。手前に見えるのはHibikino-Musashiのロボット
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挨拶をする北橋健治市長
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表敬訪問が行なわれた場所は、北九州市庁舎の5階にあるプレゼンルーム。ここで3チームのメンバーと北橋市長が面会し、チームの代表がROBO-CUPジャパンオープンの成績報告と、チームのロボットの紹介を行なった。最後に北橋市長と記念撮影を行なって表敬訪問は終了。
その後、場所を市庁舎の1階ロビーに移して、Hibikino-Musashiのサッカーロボット2台によるデモンストレーションが行なわれた。
7月に中国・蘇州で開催予定のROBO-CUP世界大会には、Hibikino-MusashiとかもっこKMTMが出場(Team KCTは参加しない)。Hibikino-Musashiの武村キャプテンは「前回の世界大会(アトランタ大会ではベスト4)よりはいい成績を取れると思います」と抱負を述べていた。
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ROBO-CUPジャパンオープン大会について報告するHibikino-Musashiのキャプテン武村泰範氏
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スクリーンにROBO-CUPジャパンオープン大会の様子が映し出された
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プレゼンルームの机にも、モニターが設置されている
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テクニカルチャレンジについて説明するTeam KCTの志垣俊介君。志垣君はROBO-CUPジュニアサッカーチャレンジでも活躍していた
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Team KCTはHibikino-Musashiの機体を1台借りて、テクニカルチャレンジに参加
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Team KCTは「緑色の部分をコートとしてロボットに認識させ、コート上にある丸いものをボールとして認識させる」方式で、テクニカルチャレンジで優勝した
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かもっこKMTMによる挨拶
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ROBO-CUPジャパンオープン大会の様子
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北九州市ロボカップ会についての説明もあった
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北橋市長との記念撮影
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北橋市長に説明するHibikino-Musashiの武村氏
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市庁舎1階ロビーに作られたデモ用サッカーコート
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今回から色でゴールを識別できなくなったが、ちゃんとゴールにシュートしている
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ゴールキーパーロボットとの対決もあった
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デモ用の記念撮影
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■URL
北九州市
http://www.city.kitakyushu.jp/
( 大林憲司 )
2008/05/28 14:16
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