日本SGI株式会社は21日、立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」の実証実験を茨城県・国営ひたち海浜公園において開始した。
公園内での管理用途で活用することを目的とした実証実験。SGIは4台の「セグウェイPT i2警備向けパッケージ」を提供し、3カ月にわたる検証を行なうという。
日本SGIでは短距離・長距離での移動や巡回業務など、セグウェイの公共エリアでの利用方法を検討している。昨年は東京ビッグサイトにおける警備用途として実証実験を行なったが、今回の実験はそれに続くもの。
セグウェイは電動式で排出ガスがゼロという環境面への配慮、小回りが利き、機動性に優れる面や、周囲からの視認性が高いこと、搭乗者の視点が高いことから、広範囲を見渡せることなどを利点とし、国営公園での実証実験を開始することとなったという。
国営ひたち海浜公園は、鹿島灘に面する併用面積140haの国営公園。首都圏のリクリエーション施設として昨年は年間入園者が100万人を超えているという。なお、国道交通省では、こうした国営公園内において利用可能な新技術を模索する取り組みを行なっているという。
■URL
日本SGI
http://www.sgi.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sgi.co.jp/company_info/press_releases/archives/20080521.html
国営ひたち海浜公園
http://www.ktr.mlit.go.jp/kaihin/index.htm
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( 清宮信志 )
2008/05/21 16:25
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