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京商オフィシャルショップ「KYOSHO AKIHABARA」本日オープン
~マノイシリーズのサポート受付も可能


 2007年4月17日からオープンする、東京・秋葉原の複合施設「AKIBA TOLIM」の地下1Fに、京商株式会社のオフィシャルショップ「KYOSHO AKIHABARA」がオープンする。営業時間は11:00~21:00。年中無休。今回は16日に行なわれたプレス向け内覧会から中の様子をお届けしよう。


ミニカーと小型R/Cモデルがメイン

 今回オープンした「KYOSHO AKIHABARA」は、2006年から表参道で営業している「KYOSHO OMOTESANDO」に続く、京商オフィシャルショップ第2号店だ。表参道で新業態として注目された、“商品の購入に加えて、バーを併設したミニサーキットで遊ぶことができる”という店舗形式は今回も踏襲されているが、店舗面積がほぼ倍(表参道:約40坪、秋葉原:約75坪)ということで、全体的に余裕を持ったつくりになっている印象だ。

 販売商品の中心は、京商のダイキャストカー(ミニカー)とミニッツレーサー、そして「KYOSHO AKIHABARA」のオープンとほぼ同時(4月18日)に新発売される小型R/Cカー「dNaNo」の販売である。現在発売されている商品のほぼフルラインナップが揃っているほか、オフィシャルショップ限定の商品なども並んでいる。そのほかにもロボホッパーのようなインドアで遊べるR/Cモデルの販売も行なわれているが、逆にアウトドアで楽しむような大型のR/Cモデルは取り扱っていない。

 買ったR/Cカーは、そのまま併設のサーキットで遊ぶことができる(有料)。ミニッツレーサーとdNaNoの両方が利用できるサーキットAと、dNaNo専用のサーキットBがあり、サーキットAのほうは表参道のもの(8.5×3.5m)よりも大型化されている。

 新発売のdNaNoには力が入っており、無料の体験操縦コース(教習所を模しているらしい)も用意されていた。

 もちろん、表参道の店舗と同じように、車を持っていなくてもレンタルで楽しめる(有料)。逆に、レンタルで楽しんで面白かったら購入、という流れもありえるのではないだろうか。

 いちいち自分の車を持ってくるのは荷物になるなぁ、という人のためには「プライベートガレージ」が用意されている。A4よりも少し小さいくらいのボックスが用意されていて、そのボックスを半年3,000円か1年5,000円でレンタルし、その中にコントローラーや車体、メンテ用品などを入れておくことができる。気が向いたら走らせに来ることができるわけだ。ボックスは専用のカギ付きロッカーの中に保管されていて、スタッフによって管理されているので、盗難の心配もない。


入ってすぐにずらりと並ぶdNaNo サーキットA。10.5×4.5m、総延長28m サーキットB。5.7×3m、総延長12mとコンパクト

dNaNo専用教習コース サーキット利用料金表。コースの大きさと使用する車種によって異なる ビールは500円から、ソフトドリンクは300円から。貸切のパーティーもできる

「プライベートガレージ」 「プライベートガレージ」のボックス

オープン記念で発売される福袋とミニッツレーサー特別セット 「KYOSHO AKIHABARA」はつくばエクスプレスの秋葉原駅、A1出口に上がる途中で直接アクセスできる。駅から出る必要すらない

マノイのサポートも受けられる!

 Robot Watchとして大きなニュースなのは、表参道では取り扱っていなかった、京商製二足歩行ロボット「マノイ」の販売とサポートも、店頭で行なわれるという点だ。現在のところ、R/Cカーのように体験操縦やデモが行なわれるスペースは用意されていないが、まだオープンしたてということもあり、店舗内のレイアウトが流動的なので、今後作られる可能性もあるという。

 メーカーとしてのサポート窓口業務はしっかりと行なってくれるようで、組み立てで戸惑うなど、ユーザーが困っていることはできるだけサポートする体制を整えているという。

 また、あまり目立たないが、ほぼすべての純正部品が常にバックヤードに揃っていて、緊急のときでもすぐに購入できる点はユーザーにとってとてもありがたい点だ。


内覧会当日はdNaNoのお向かいに鎮座。この日は限定版カラー1体しか居なかった おなじみ、ラジオ体操のデモを行なってくれた。ロボットについてはこのカウンターで受け付けてくれる 京商純正のオプションパーツは、カウンターのショーケースの中

ビル自体も注目

 この日は「KYOSHO AKIHABARA」が入るビル、「AKIBA TOLIM」の内覧会もかねていた。6Fから上にあるホテル「レム秋葉原」は、よい眠りをコンセプトに、ベッドメーカーと共同開発したオリジナルのマットレスを採用した客室が自慢。ちょうど3月いっぱいで向かいにある秋葉原ワシントンホテルが建て替えのため休館しているので、秋葉原での宿泊を考えていた人にはありがたいのではないだろうか。

 同ビルにはレストランフロアのほか、無印良品やブックファーストも入っている。詳細は公式サイトを参照してほしい。


「AKIBA TOLIM」のフロア構成。6Fから上がホテルになっている 最上階から見ると、秋葉原のほとんどを見下ろすことができる

ホテルのロビーには、土地柄を反映してか、タイヨー製「ラジカン」(ミニサイズのR/Cカー)の自販機が設置されている ブックファーストでは「i-sobot」が店頭に並んでいた

URL
  京商
  http://www.kyosho.com/
  KYOSHO AKIHABARA
  http://www.kyosho.com/jpn/shop/akihabara/index.html
  AKIBA TOLIM
  http://akiba-tolim.com/


( 梓みきお )
2008/04/17 15:51

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