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安川電機、世界初の7軸アーク溶接最適化ロボットを6月より発売開始


 株式会社安川電機は、7軸構成の新形アーク溶接最適化ロボット「MOTOMAN-VA1400」を6月21日から販売開始することを発表した。

 自動車産業などで稼働する溶接ロボットは、溶接設備を高密度に配置したり簡素化して省スペースを実現することが求められている。安川電機では、ロボットの自由度を拡大することで、大型または複雑な形状の加工物などの溶接時に、形状に見合った最適な溶接姿勢を確保できる動作特性と動作速度の高速化を実現し、それにより生産性向上をはかり、設備面積の削減を目指して新型7軸タイプの「MOTOMAN-VA1400」を開発した。

 「MOTOMAN-VA1400」の主な特長は、7軸目となる回転軸をロボットの下アーム中間部に設け、ロボット姿勢の自由度を拡大した点。この回転軸により回り込み姿勢がとれ、ロボットアームが治具や部材と干渉することなく、大型部材なども各方向から最適姿勢で溶接が可能となった。

 また、アームが干渉回避できるようになったため、部材を縦に置いて上部方向から最適溶接姿勢を取ることができるようになった。ロボットをポジショナ(アーク溶接などで、治具等を介して部材を取り付け、ロボットと協調動作しながら常に適正な姿勢で溶接するための位置決め周辺装置)の上面に設置することが可能になり、設備面積を従来と比較して1/2に削減できるようになった。

 可搬質量は3kgで、位置決め精度は±0.008mm。回転軸によるロボット姿勢自由度の拡大、最大リーチは1,434mmと広く、動作特性を向上した。各軸の動作速度も同社従来機と比較して最大5%アップし、生産性のアップを図っている。

 「MOTOMAN-VA1400」は、溶接トーチやトーチケーブルをロボットアームに内蔵した一体構造を継承している。新たに、溶接アースケーブルとガス用ホース、エア用ホースを、ロボットのベース部に内蔵可能な構造にし、使いやすさとメンテナンス性の向上を図った。

 発売開始は2008年6月21日。販売価格は1セット452万円。年間販売目標は1,000台。


URL
  安川電機
  http://www.yaskawa.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.yaskawa.co.jp/php/newsrelease/contents.php?id=2&


( 編集部 )
2008/04/15 00:07

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