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「ロボカップジュニア2008関東ブロック大会」レポート
~3部門でレベルの高さを披露、女の子もがんばっていた!


写真のダンスのほか、サッカー、レスキューの3部門が実施された
 自律型ロボットコンテスト「ロボカップジュニア2008」の関東ブロック大会が、ゴールデンウィーク開催の全国大会に向けて3月30日(日)に実施された。会場は、東京・品川の都立産業技術高等専門学校品川キャンパス。その模様をレポートする。

 ロボカップとは、西暦2050年までに、サッカーの世界チャンピオンチームに勝つことが可能な自律型ロボットチームを作ることを目標に、人工知能やロボット工学などの研究の推進と、さまざまな分野の基礎技術として波及させることを目標としたランドマーク・プロジェクトだ。毎年、日本では都道府県大会、ブロック(地区)大会、全国大会が実施される。今年は、5月3日から5日まで、沼津で全国大会が実施される予定だ。世界大会も開催され、今年は中国・蘇州で開催。ロボカップジュニアは、そのジュニア版で、小学生から高専生まで19歳以下の少年少女たちが参加可能なカテゴリーである。

 実施競技は、前述した自律型ロボットによるサッカーチャレンジのほか、大規模災害に対するITおよびロボット工学を応用したレスキューチャレンジ、ロボットと操縦者によるパフォーマンス競技のダンスチャレンジの3つだ。

 なお、同じジュニアの中でも、プライマリとセカンダリと年齢区分がある。その年度に14歳になる子(原則として中学2年生)までがプライマリで、15歳(原則として中学3年生)以上19歳までがセカンダリだ。よって、小学生が高校生とぶつかるといったことがないようになっている。

 関東ブロックは、まず1月27日の千葉に始まり、3月16日の東京まで、群馬、埼玉、茨城、神奈川の1都5県で各ノード(都道府県)大会を実施(栃木は実施されていない)。そして、それらの上位入賞者が集合したのが、今回取材した関東ブロック大会というわけである。ここでの上位入賞者が、全国大会に出場することになる。


熱戦が展開したサッカーチャレンジ

 ロボカップの花形といえるサッカーは、ロボットの性能やチームワークを主眼に置いた競技だ。赤外線を発するボールを使って、プライマリもセカンダリも2対2で行なわれる(1対1もあるが、今回は行なわれていなかった)。試合時間は、前後半10分ハーフと、かなりの長丁場だ。フィールドは、中央にグレーに塗られたゴールマウスがあり、長さ183×幅122cm(フィールド内の寸法は、179×118cm)。ゴールマウスの長さは45cmとなっている。14cmの高さがある周囲の壁は黒く塗られ、ゴール内だけがグレーに塗られており、それでロボットが認識できる仕組みとなっている。フィールドの床面は黒から白へとグラデーションで塗装されており、陣地を識別している仕組みだ。


試合は2対2のみが実施された。手で押さえられているのがボール フィールドと観戦の様子。かなり人が集まっていた

 またロボットに関しては、プライマリはほとんどのチームが扱いやすさや入手のしやすさ、価格などの面からレゴマインドストームNXT(以下、NXT)。セカンダリはNXTを使用するチームもあったが、自作のヘビー級ロボットを用意するチームの方が多かったようだ。ヘビー級のロボットは、どの方向からでもボールに当たっていけるように、できるだけ円柱状(円形)に作るようにしているのが見て取れた。


プライマリのNXTを利用したサッカーロボその1。NXT系では大きい部類 プライマリのロボその2。高さがあると倒れやすかったりする プライマリのロボその3。低重心設計

セカンダリのロボその1。円柱状もしくはそれに近い形にしてあるロボットが複数見受けられた セカンダリのロボその2。ボールに当たる面を平らにして正確なシュートを狙った模様 セカンダリのロボその3。ものすごい出力で、大型なのにスピードがやたらとあった

 参加チーム数は、プライマリが30チーム、セカンダリが10チーム。都県別には、プライマリは千葉と神奈川の1~3位、茨城の1~4位、群馬の1~5位、東京の1~7位、埼玉の1~8位。セカンダリは、埼玉、群馬、神奈川が1位のみ、千葉と茨城が1~2位、東京が1~3位という具合だ。まず予選が行なわれ、プライマリは5チームずつ6ブロックに、セカンダリは5ブロックずつ2ブロックに分かれて総当たり方式で実施された。

 決勝は、プライマリは各ブロックの1位6チームと、2位となったチームの内の上位2チームの計8チームが進出。セカンダリは両ブロック上位2チームの計4チームが進出した。決勝進出チームの都県別の内訳は、プライマリは東京が3、茨城と群馬が2、千葉が1。埼玉勢は残念ながら決勝進出を果たせなかった。セカンダリは、東京が2、茨城と埼玉が1という組み合わせ。千葉、神奈川は決勝進出を果たせなかった形だ。

 プライマリの決勝は東京勢同士の対決となり、ノード大会では6位だったチーム「チョンマゲ3」と優勝したチーム「スフィンクス」が激突。スフィンクスはNXTを利用しているが、キーパー担当のロボットがかなり巨体なのが特徴だ。しかもボールの認識能力が高く、必要とあればゴール前から移動して前方へフィードするなど、非常にディフェンス力が高く、4対11の大差で優勝した。

 ちなみにスフィンクスは兄弟で結成されており、4~5年生のお兄ちゃんがディフェンス担当で、年子ぐらいの弟くんがオフェンス担当。さぞかし優勝するぐらいだからチームワークが抜群かと思いきや、そこは小学生。お兄ちゃんは弟くんのちょっとしたミスも許せないらしく、シュートが入らなかったりすると、すぐ怒ってしまう。そのせいで、弟くんは半分ふてくされ気味。このぐらいの男の子は仕方がないといえば仕方がないが、関東代表として全国大会に出場する以上、ぜひその点を克服してもらいたい。ロボットの完成度は高いから、その改良よりも、チームワークをよくしようね(笑)。なお、3位は、チーム「ドルフィンキック」だった。


プライマリの決勝戦の模様 【動画】プライマリの決勝戦の後半10分 闘い終わればノーサイド

 セカンダリは、予選時から目を引いたのが、工業高校生チーム「+α」の女子生徒。もともと全体を見渡してもプライマリもセカンダリも女の子は多くはないのだが、制服を着た女の子となるとさらに目立つ。ただし、この子の好感が持てるところは、ひたむきに一生懸命やっているところ。「わかんなーい」とか「やだー」という系統の、このぐらいの年ごろの女の子にありがちなポーズや言葉は見ていた限りでは一切出てこず、本腰を入れてしっかりとやっていることがわかった。

 自チームのロボットがNXTを使ったフォワードと自作のキーパーのどちらも小型なため、ライバルチームの大型ロボットの体当たりを受けたりすると、さすがにハラハラしていたようである。そんな様子が、観客はもちろんのこと、他チームの応援の生徒たちや、さらには審判サイドまでも味方に引き入れるらしく(さすがに主審まではそんなことないが)、常に圧倒的にホームの雰囲気にしてしまっていた。

 何しろどのチームと対戦しても、相手が得点すると声こそ聞こえないが明らかに観客のテンションが下がる。審判サイドのはずの得点担当の方ですら、+αのシュートが外れたりすると、「惜しい!」などとつい口走ってしまうほどなのだ。大きな声ではいえないが、もちろん記者もひいきしていたひとりである(笑)。最終的に、+αは残念ながら決勝に進出できず、埼玉1位のエムラボとの3位決定戦に回り、そこで3位を獲得している。


左側の女子生徒がロボカップジュニア界のアイドル(笑) +αのロボットはNXTを利用しており、セカンダリで1、2を争う小型 【動画】+αの試合の様子

 そして決勝戦は、東京1位のチーム「TIMS」(お膝元の東京都立産業技術高等専門学校のチーム)と東京3位のチーム「Nameless」による対決。前回の東京ノード大会も含めて今年で3回目になるというカードだそうである。前2回は、Namelessが差をつけられて負けているそうだが、今回は拮抗した勝負に。そして、13対11で初めてNamelessがTIMSに対して勝利した。


TIMSはホームでの試合だったため仲間も多かったが、その分ヤジも多かった(笑) 【動画】セカンダリの決勝戦の後半10分

非常に難易度の高いコース設定だったレスキュー

 自律型ロボットによる、災害救助をテーマにした競技がレスキューだ。ライントレーサ、障害物回避、登坂、被災者探索などの要素が組み合わさった内容である。被災者探索は、緑色もしくは銀色で描かれた人型(ポーズはさまざま)がコース上に描かれているので、それを発見するというものだ。

 今回のアリーナは、スタートしてカーブを描いているラインをトレースしながら、ひとつ目の部屋を突破(ライン上に緑と銀の被災者がそれぞれ2名ずつ描かれている)。続いては、狭く、直角コーナーがふたつ用意された通路が待つ。それをクリアすると、ふたつ目の部屋だ。入口すぐのところに銀の被災者がいて、その後にラインが途切れる部分があり、そこには緑の被災者がいる。その後、再びラインが描かれ、今度は障害物。岩がライン上に置かれているのだ。それを回避してまたライン上に戻ると、直後に緑の被災者。そこから先は難関のスロープだ。登坂途中のラインは蛇行し、途中に銀の被災者がいるという具合。そして最後の部屋はラインがなく、緑と銀の被災者がそれぞれ2名ずつ描かれており、障害物がひとつある。そして、ゴールというわけだ。250点満点となっている。

 救助すべき人を見逃したり、いないところで救助したと判断したり(外部から分かるよう、救助時にロボットのライトが光る仕組みになっている)、コースオフしてしまったりすると、減点されてしまう。ちなみに、関東ブロック用のコースは非常に難度が高く設定されたそうだ。


レスキュー用のコース全景 別角度から。スロープはかなり傾斜があるのがわかる。レギュレーション上は最大25度 下の部屋1の右手前がスタート地点で、上の部屋3の右奥がゴールの部屋

ふたつ目の部屋は、ラインが途切れる部分や障害物などがあり、難易度が上がる 登坂途中のラインは蛇行しており、途中には被災者がいて、これはそれを確認したところ 緑と銀では認識しやすいセンサーが異なるので、ロボットは2種類を搭載

 参加チームは、プライマリが全20チームで、セカンダリが全10チーム。内訳は、プライマリは東京が1~7位、千葉1~5位、群馬、茨城、埼玉、神奈川が1~2位。セカンダリは、神奈川を除く1都4県の1~2位。順位は、プライマリの上位3チームはすべて東京。優勝がA.S.T、準優勝がM&Y、3位が救鼠GO秒だ。A.S.Tは199点。

 セカンダリの上位2チームも東京(お膝元の東京都立産業技術高等専門学校のチーム)で、優勝がM-4、準優勝がLINK、3位がしゃるる(千葉)。M-4は210点という高得点(100点満点計算なら84点)を叩き出しての優勝だった。


参加ロボットたち 【動画】レスキューチャレンジの様子

創意工夫パフォーマス競技ダンス

 サッカーのように誰が見てもわかる得点という要素があるわけでもなく、レスキューのように具体的にクリアすべき目標もなく、見る人の感性にゆだねられるところが多いのがダンス競技。そのため、実際のパフォーマンス以外にも、審査員の先生たちを前に、自分たちのチームやロボットのアピールするインタビュー(プレゼン)も行なわれた。また、ただロボットがパフォーマンスをするだけではなく、チームのメンバーも雰囲気を出すための服装をしたり、かけ声をかけたり、ダンスやパフォーマンスをしたりと、人とロボットがどれだけ一体になっているかといった点も評価される内容となっている。


リハーサルの様子 プレゼンの様子 メンバーの衣装も演出としてしっかり考えられている

 参加チーム数は、プライマリが13チームで、セカンダリは2チーム。内訳は、プライマリは東京が7、茨城と千葉が2、埼玉と神奈川が1。セカンダリは茨城と埼玉が1ずつだ。結果は、まずプライマリの優勝がチーム「大江戸まつり」で、準優勝がチーム「ザ☆YOKOZUNA」、3位がチーム「ゴーストバスターズ」。大江戸まつりは、ロボットが御輿を担ぎ、6名の小学生がはっぴを着て声をかけるという内容。ザ☆YOKOZUNAは、相撲の横綱同士の結びの一番を描いた。ゴーストバスターズは、ロボットを幽霊に見立てて、それを子供たちが退治していくというものである。


大江戸まつりチーム 大江戸まつりのロボット ザ☆YOKOZUNAの東西横綱による激突

 ちなみに、セカンダリのチーム「Effort」は中学生の女の子2名によるチームだ。今回出場している大多数のチームが、学校の部活動や科学クラブなど、なんらかの組織に所属しているが、彼女たちは個人参加で、非常にやる気があるところもポイント。

 片方の子が、お兄さんがKONDO CUPなどでロボットサッカーをしているそうで、それを小学生の時に観戦して自分でもロボットで何かをしてみたいとなり友達を誘って活動を開始。しかし、中学入学と同時にその友達が一緒にできなくなったので、別の友達を誘って現在は活動している、というわけである。

 Effortの特徴だが、「不思議の国のアリス」を題材にした内容。ロボットたちの衣装がファンシーだったり、ダンスの中に本人たちのパントマイムを採り入れていたりしていた。元気さ、シンプルさなどがどちらかというと目立つ男の子たちに比べ、神秘性を意識した雰囲気であった。優勝することはできなかったものの、準優勝のほかにも部門賞の「衣装」を獲得していた。

 なお、セカンダリの優勝は、工業高校の男子チーム「服部とユカイな仲間達」が獲得している。


Effortのふたり。女の子らしいセンスを活かした特色あるロボットたちだ こちらは、優勝した工業高校生チームの服部とユカイな仲間達

 そのほか、ダンスには部門賞も用意。「プログラミング」部門がチーム「ロボット大運動会」、「構造・構成」部門がチーム「Rising Star」、「センサーの使用」部門がチーム「クライミング・ボーイズ」、「衣装」部門は前述の通りにEffort、「振り付け」部門がチーム「THE メタル&空手ロボ」、「エンターテインメント」部門が「YO-HO」となっている。


プレゼンも第4の競技

 ダンス部門の会場となったホールでは、壁2面を使って、関東ブロック大会出場チームのロボットのプレゼンシートが貼られた。自分たちをアピールさせるという目的だけでなく、他県の参加者が集合する貴重な機会なので、一種の情報(アイディア)交換を行なうといった主催者側の考えもあるようだ(「今の内なら、他チームのロボットの秘密も見られるぞ~!」とまでいっている責任者の方もいた)。

 模造紙に自分たちのロボットの特徴や、各ノード大会からの改善点、チームによってはNXTのプログラムなども公開。それらに対しても審査が行なわれ、上位3チームが発表された。こちらは、サッカーがドルフィンキック、レスキューがチーム「皆々救助隊」、ダンスがEffort。ドルフィンキックはサッカーのプライマリ3位と合わせてふたつ目の受賞、Effortはダンスセカンダリの準優勝、衣装部門賞と合わせて3つめの受賞となり、この日最も表彰式で紹介されていた。


サッカー部門のドルフィンキック レスキューの皆々救助隊 ダンス部門のEffort

全国大会で関東勢は活躍できるか!?

 表彰式の後、ロボカップジュニア関東大会の責任者である、東京都立産業技術高等専門学校ものづくり工学科電子情報工学コース准教授の黒木啓之氏に全国大会での関東勢の活躍の予想についてお話を伺ったところ、「レスキュー部門は毎年ですが、かなり行けると思います」という回答。サッカーについては、「今、九州勢が強いんです。がんばってほしいですね。」という。

 ちなみに、サッカーは高専対決が最近のトレンドだそうで、19歳までというレギュレーションのため、大学生は参加しないが、高専は4年生のために19歳も参加してくることから、高校3年生の18歳との1年の差が、経験の面などで結構大きかったりするようだ。

 ダンスに関しては、「今回はオリジナリティのあるチームが結構出てきましたので、期待してます」としていた。なお、最近は「ロボットは西が強い」といわれていることに対し、「関東勢として意地を見せてほしいですね! きっと今年の子たちは活躍してくれると思います」ともコメントをくれた。今回の各部門の3位までのチームは、全チームが全国大会へ出場するそうなので、ぜひ上位入賞を目指してがんばってほしい。

 それと1点だけ、メディアとしての義務感から伝えさせてほしいのが、メンター(子供たちを引率する保護者)の一部の方が、違法路上駐車を行ったり、禁止にもかかわらず勝手に学校敷地内に駐車してしまったりしていたこと。これには黒木准教授もお願いしていたが、ぜひ今後はしないよう気をつけてほしい。

 こうした行為が近隣や開催校そのものからの不評を招き、都立産業技術高等専門学校での開催が来年からは禁止、という事態も大いにあり得るのだ。遠方から来る方は大変なので、車での来場は致し方がないと思うが、しっかりと近隣の有料駐車場を利用してほしい(そうしたところをちゃんと利用している人たちも大勢いた)。

 また徒歩5分の距離に臨海高速鉄道の品川シーサイド駅があるので、鉄道でのアクセスも決して悪くはない。こうして会場を提供してくれる施設は決して多くはないので、大人として良識ある行動をしっかり取って、子供たちの手本となってもらいたいところだ。

 なにはともあれ、少年少女達の拍手を送りたくなる素晴らしい勝負や挑戦、パフォーマンスを見られた1日であった。全国大会に出場するチームはこのあとの1カ月間、さらなる磨きをかけてもらって、さらにすごいものを見せてもらえることを期待したい。


URL
  ロボカップジュニア
  http://www.robocupjunior.jp/modules/news/
  ロボカップジュニア関東ブロック
  http://www.kanto.robocupjunior.jp/news.html

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( デイビー日高 )
2008/04/10 01:00

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