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トヨタパートナーロボット with ロボットダンサーズの様子
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お台場のトヨタのテーマパーク「メガウェブ」の1施設である「トヨタ ユニバーサルデザイン ショウケース」で、3月20日(木・祝日)から4月6日(日)までの土・日・祝日に、「トヨタパートナーロボット with ロボットダンサーズ」を実施中だ。その模様を取材してきたので、お届けする。また、同施設で実施されている、愛・地球博で披露された「i-unit」の体験走行もレポート。同じく、展示中の「i-foot」なども紹介する。
トヨタパートナーロボット with ロボットダンサーズは、トヨタ ユニバーサルデザイン ショウケースに入ってすぐのスペースで実施中だ。入ってすぐのところに、トランペッターのトヨタパートナーロボットが常設展示されており、そこで行なわれる。
平日は、トヨタパートナーロボットによる演奏のみだが、今回のイベント期間中の土日および祝日は、ロボットダンサーズがその演奏曲に合わせて踊りを見せてくれるという趣向だ。4月5日(土)と6日(日)がラストチャンスとなっている。演奏時間は、13時、15時、16時、17時15分で、鑑賞は無料(メガウェブはどの施設も入館は無料)。
トヨタパートナーロボットの演奏曲目は、「心の愛」(スティービー・ワンダー)、「ビビデバビデブー」、「アニメメドレー」の3曲。スピーカーから曲を流しているように聞こえてしまうのだが、人工の肺と唇を使って、人が使用しているものと同じ普通のトランペットでちゃんと演奏している(人口唇に合わせた形状になっている)。最近は足踏みもするので、その滑らかさも注目してほしい。
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トヨタパートナーロボット(トランペット演奏タイプ)
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口は人口唇。ちゃんと人工肺から息を吹いている
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トランペットは人口唇に合わせている以外はすべて普通
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足は重心を移したり、上げてリズムを取ったりすることが可能
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一方のロボットダンサーズは、京商「MANOI PF01」2体と、ヴイストン「Robovie-i」3体の組み合わせ。MANOIはノーマルのブラックで、Robovie-iはレッド、シルバー、ゴールドの3色だ。MANOIは曲に合わせてさまざまな動作をしており、観戦していた人たちからも感心の声が聞かれた。Robovie-iは、正面に陣取っていたキッズたちから、小さくてかわいいので人気を博していたようだ。
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Robovie-iは3体が参加。左側がレッド
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中央がシルバー
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右がゴールド
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MANOI
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なおロボット関連のイベントとしては、4月6日に「MANOI AT01」によるロボット操縦体験も行なわれる。12:20、14:00、15:20、16:20で、各回30分。先着20名となっている。
そして、現在トヨタ ユニバーサルデザイン ショウケースには、トヨタのパーソナルモビリティ「iシリーズ」のうちの、愛・地球博で活躍したi-unitとi-footが展示されている。中でも、i-unitは普通自動車免許証の所持者で、身長体重制限をクリアしているなどの条件を満たした人なら、運転体験が可能だ(平日、土日・祝日ともに実施中)。記者は身長が数cmオーバーしており、体重に至っては10kg以上オーバーで(苦笑)、本来は乗れないのだが、低速モードのみ限定ということで乗らせてもらった。高速モード(低重心化のための寝そべるスタイル)への変形は可能でも、体重が重いためにサーボが低速モードへ戻せない可能性が高いため、変形はなしというわけである。
乗り込んで起動すると頭部の小型キャノピーが降りてくるし、操縦用のレバーが3次元曲面を多用した生物的なデザインであるなど、未来気分を味わえる。移動速度は、時速6kmまでなので、人の早足ぐらいだ。お年寄りが買い物などでお店まで行くのに便利だと思われるが、i-unitのサイズだとスペースを取るので、まだ街中での使用は難しいのがよくわかる(もちろん、道交法的にも無理)。
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運転体験用のi-unit
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【動画】i-unit運転体験の模様
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【動画】i-unit運転体験の模様i-unitの高速モードから低速モードへの変形の様子
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i-footは、いずれかのSF系の映画やアニメやゲームなどに出ていそうなデザインが大いにロボット好きをそそらせる。鳥脚型の2本の足を備えたパーソナルモビリティである。階段もでこぼこ道も問題ないが、現在は展示のみで運転体験などはしていない。ぜひ、デモンストレーションだけでも実施してもらいたいところだが、かなり大型のボディーで、搭乗者の高さも2m近くなるため、万が一の転倒などがあった場合の危険性を考慮し、行なっていないようである。なおiシリーズに関しては、4月5日(土)から最新作のi-REAL(2007年第40回東京モーターショーに出展)もデモンストレーションを実施する予定だ。
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i-foot
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コックピット感漂う4点式シートベルト
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鳥脚型の脚部
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内部機構用のラジエター?
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脚部の付け根の機構
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脚部の付け根を後方から
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i-foot後方
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i-foot側面
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コックピット左手にはスイッチ類
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右側には操縦桿
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なお、メガウェブでは、4月26日に「2008 KYOSHO アスリートCUP公式記録会 IN TOYOTA メガウェブ」が開催されることが決定している。今後も、ロボットの展示などに力を入れていくとのことなので、東京の新しいロボットスポットとして、メガウェブもチェックするようにしよう。
■URL
メガウェブ
http://www.megaweb.gr.jp/
トヨタパートナーロボット with ロボットダンサーズ
http://www.megaweb.gr.jp/Uds/Event/Robot/
未来コンセプトビークルi-unit運転体験
http://www.megaweb.gr.jp/Uds/Event/iunit_experience/
( デイビー日高 )
2008/04/02 00:01
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