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逃げ回る目覚まし時計「ナンダクロッキー」に新色登場
2008年の新色「ラズベリー」と「ココ」
有限会社アークトレーディングは、逃げ回る目覚まし時計「ナンダクロッキー」の新色を2月9日より発売した。価格は8,400円。アークトレーディングはナンダクロッキーの日本総代理店となっている。バレンタインに合わせてラズベリーとココが新色として追加されたもの。
ナンダクロッキーは、設定時刻になると、ベッドのサイドテーブルから転がり落ちて、ロボットのようなちょっと甲高い声で意味不明の言葉をしゃべりながら部屋の中を逃げ回る。どんなに眠くてもベッドから起き出して、ナンダクロッキーをしっかり捕まえないことには、おしゃべりを止められない。そんな新しいコンセプトの目覚まし時計だ。
サイズは両手のひらにすっぽり収まるくらいで、重量も340gと軽い。これは、ナイトテーブルから転げ落ちた時の衝撃に耐えるように計算された結果だ。本体部分は時計の部品を守るために、強力なABSプラスチックを利用。また車輪のタイヤは、落下の衝撃から本体を守るため、弾力性があり適度な柔らかさと硬さを備えた素材を使用している。
正面にある2つのボタンは車輪とアラームの設定ボタンだ。このボタンが目、時間表示のLCDが口、両側のタイヤが大きな耳のようで、全体がロボットの顔のように見える。マンガチックで日本人には馴染みやすい顔だろう。
こちらは従来モデル。サイズは、133×89×89mm(幅×奥行き×高さ)。重量約340g。電源は単4電池4本
上部に設定ボタンとスヌーズボタンが配置されている
両てのひらにすっぽりはいる。左が車輪ボタン、右がアラームボタン
【動画】
椅子の上から落ちて、元気に奇声をあげながら走り回る「ナンダクロッキー」
タイヤは、熱可逆性エラストマー製。60cmの高さから落ちて転がることが前提なので、厚みがある
ナンダクロッキーは、マサチューセッツ工科大学の学生、ガウリ・ナンダ氏が開発した。ガウリ・ナンダ氏は、授業のプロジェクト用に、レゴ用の車輪とモーター、身の回りにあるガラクタを寄せ集めて、最初のプロトタイプを2週間で作った。大学のブログでプロトタイプが紹介されて話題となったことがきっかけで、会社を設立して商品化したという。
ナンダクロッキーは壁にぶつかるとしばらくして方向転換をするが、センサーが入っているわけでない。前進したり、後退したり、旋回したりという動作を繰り返しているだけだ。それだけでも十分、「逃げ回る目覚まし時計」というコンセプトを実現化している。
試作品をレゴで作ったのなら、もっとロボットらしく機能を盛り込む方向もあったのだろうが、あえて過剰な技術要素はできるだけ省き、ユニークなアイデアの実現のための耐久性、ユーザーに受け入れられるデザインにこだわったのが感じられる。
ナンダクロッキーのヒットの理由は、斬新なアイデアと、技術者のこだわりではなくユーザーフレンドリーなコンセプトの実現にあるのではないかと思う。
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URL
有限会社アークトレーディング
http://www.arktrading.jp/
( 三月兎 )
2008/02/14 15:53
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