1月12日~14日の3日間、福岡県北九州市八幡西区の北九州市立子どもの館で、ロボットイベント「ロボットパーク」が開催され、13日と14日には九州練習会の二足歩行ロボットも参加した。
● 子どもの館でのロボットイベント
子どもの館は北九州市が運営する子供向けの施設で、JR黒崎駅のすぐ近くにあり、いつも親子連れでにぎわっている。この子どもの館で、「子供たちに科学への興味を持ってもらいたい」との趣旨でロボットイベント「ロボットパーク」が開催された。
基本的には子供の館が市販のロボットキットを購入して組み立て、このロボットで自由に遊んでもらおうというものだ。これに九州ロボット練習会が協力して、二足歩行ロボットのショーを13日14日の2日間を実施した。
九州ロボット練習会が「ロボットパーク」でショーを行なうことになった理由だが、北九州市のロボット開発を支援するFAIS(北九州産業学術推進機構)ロボット開発支援室の後押しがあったそうだが、基本的には2007年12月の八幡西区黒崎地区で九州ロボット練習会が行なったイベント「ロボットと遊ぼう!」からの流れのようだ(その時は子どもの館でもロボットバトルを行なっている)。
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子どもの館の入っているコムシティ。JR黒崎駅のすぐ近くにある
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子どもの館入り口。入場は無料だが、中には有料の設備もある
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ロボットパークのポスター(実際はAIBOはいなかった)
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ロボットパーク会場。普段はプレイルームという多目的ルーム
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ライントレースロボット
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昆虫型6脚歩行ロボット
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ロボットアーム
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会場にはこんなヘビ型ロボットも……
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● 九州ロボット練習会によるロボットショー
九州ロボット練習会からは、九共大ー疾風、スーパーディガーJr、ハウザー、それに予備として九共大ーZEROが両日参加、これに13日には成龍、14日にはAutomo03(Sandan)が加わった。
ショーの内容としては、4台のロボットによるフリーキック・トーナメント、チームを組んでのリレー、それに子供とのゴールキック対決が行なわれた。3回ほどショーは行なわれたが、いずれも親子連れが熱心に見ていて、子供たちはロボットに声援を送っていた。
九州ロボット練習会のリーダーである水井氏によると、子供たちは飽きやすいので、1つ1つの競技時間を短くして飽きさせない工夫をしていたそうである。
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九州練習会ロボットによるショーのステージ。パンチカーペットを敷いてある
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14日に活躍した4台。真ん中のAutomo03は、ROBO-ONE出場権を得てから初めてのイベントとなる
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ショーの最初は、4つのボールをゴールに入れていく「フリーキック」対決を行なった(左がハウザー、右はスーパーディガーJr)
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1番ウケていたような気がする、ハウザーの「そんなの関係ねえ!」
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どちらも運動性能の高い機体だけに、ボールを次々に入れていく
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Automo03(左)と九共大ー疾風の対決
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チームを作って、カーペットの回りを半周ずつ走るリレー
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子供とのゴールキックも(全シュート、簡単に止められていた)
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ショーが始まると家族連れが熱心に見ていた
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ショーの合間には、プレイルームの外でアピールする姿も
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記念撮影
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子どもの館によると、機会を見てロボットを使ったイベントをやりたいとのことだったので、また子どもの館でロボットイベントが見られるかもしれない。
■URL
北九州市立子どもの館
http://www.kodomo-how.com/
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・ 「ロボットと遊ぼう!」 ~北九州市八幡西区の繁華街でのロボットショー(2007/12/25)
( 大林憲司 )
2008/01/24 17:37
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