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はじめ研究所、身長1mの二足歩行ロボットを発売
~ロボカップ2008向け競技、研究用途として


「HAJIME ROBOT 31」と開発者の坂本元氏(中央)、NKKのメンバー
 有限会社はじめ研究所(大阪市西淀川区)は、西淀川経営改善研究会(NKK)の協力で、二足歩行ロボット「HAJIME ROBOT 31」を開発、販売を開始した。

 有限会社はじめ研究所は、HAJIME TEAMとして昨年アトランタで開催されたロボカップ2007のヒューマノイドリーグTEENサイズに参加し、テクニカルチャレンジで3位に入賞した。

 その時の機体をベースに、今年7月中国で開催されるロボカップ2008のヒューマノイドリーグTEENサイズの規格に合わせて「HAJIME ROBOT 31」を開発した。

 「HAJIME ROBOT 31」のサイズは、身長1,035mm、幅350mm、奥行き230mm。重量は5kg(バッテリ、カメラ搭載時)。全身に20自由度(足6自由度×2、腕3自由度×2、頭2自由度)を持つ。

 サーボはROBOTIS製で、足にRX64、他はRX28を使用している。CPUは、ルネサステクノロジ製のSH-2A、クロック160MHzを使用。センサーは、ジャイロセンサー×3、3軸加速度センサー×1、オプションで頭部にカメラを搭載できる。

 インターフェイスは、RS232C、RS485×2、ADは8チャンネル搭載している。バッテリは、リチウムポリマ14.8Vで、連続稼働は約20分間。サンプルで歩行、キック、起き上がりのモーションが入っている。


「HAJIME ROBOT 31」のCAD図面
 また、オプションで、1/4インチCCDカラーカメラ、自律制御用のコントローラ(CPU:PowerPC 400MHz、OS:NetBSD)を搭載できる。

 受注生産で、オーダーに応じてカスタマイズが可能。価格はカスタマイズ内容により250~350万円。

 同社は、昨年、ロボカップヒューマノイドリーグKidサイズ用のロボットを販売し、参加22チーム中、ドイツ、千葉工業大学、チリの3チームが採用した実績を持っている。Kidサイズのロボットは、昨年発売した機体のモーターをバージョンアップして発売を継続中。価格は150~250万円。


URL
  はじめ研究所
  http://www.hajimerobot.co.jp/


( 三月兎 )
2008/01/23 14:15

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