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ロボット関連企業7社が入居する「ロボビル」が大阪にオープン |
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10月10日、ロボット関連企業7社が入居する「ロボビル」が大阪でオープンした。住所は、大阪市西区江戸堀1-23-30。最寄り駅は、JR大阪駅から地下鉄四つ橋線(西梅田駅)に乗り換えて1駅目の肥後駅。2番出口から徒歩約5分の場所にある。
その誕生に向け、大阪市は次世代ロボットビジネスの基盤作りとして、産官学が共同し次世代ロボット産業創出拠点「ロボットラボラトリー」や次世代ロボット開発ネットワーク「RooBO」といった組織を作りさまざまな活動をしている。 現在、RooBOにはロボットベンチャー企業や新事業としてロボットに参入する中小企業240社が加盟している。その会員から、「ロボットインキュベーターシステムがほしい」という声が高まっており、赤澤氏が半年前にRooBOの会員に声をかけて入居者を募り、ロボットビジネスを創出する拠点、将来のロボット技術者を教育する拠点、一般も含めた幅広い交流の場として、ロボビルのオープンを実現したという。 赤澤氏は、「北ヤードができるまで、ロボビルを大阪のロボットビジネスの拠点としてやっていく」と語った。 ロボビルの入居者は下記の7社。 ・システクアカザワが運営する市販ロボットの修理を行うロボットの病院ロボクリニック。 ・小型二足歩行ロボットのPLENを開発、製造販売する有限会社創和。 ・ロボットの海外マーケティングを行なうKITEX(キーテックス)。PLENをはじめとするロボットの海外販売展開や部材調達もサポートする。 ・高速道路作業環境改善協議会の一員でもある知能技術株式会社。 ・イベントの企画・運営を行なう有限会社エル・ディ・エル。 ・ロボットの物販やマーケティングを行なう株式会社ジャイロウォーク。 また、土佐堀通りに面した1Fには、ロボカフェがリニューアルオープンした。店内には500品目のロボットグッズやロボットキットが展示・販売されている。 ロボビルの地下1階は、ロボサロンとなっており、ロボットイベントや展示場、また実証実験やロボット教室などに活用していく。レンタルスペースとして一般にも開放する。
当日、ロボサロンで行なわれた入居者交流会には、アメリカのロボットベンチャー企業 Neato RoboticsのJoseph Pinzarrone氏が参加し、同社が開発中の家庭用掃除ロボットのプレゼンテーションを行なった。 ジャイロウォークの石古暢良氏は、「ロボビルの入居者は、ロボットのマーケティング、企画・開発から販売、修理、イベント運営と揃っている。民間企業のネットワークから、ロボビルが発足するところに、大阪のロボットビジネスに対するモチベーションの高さを感じる」と語った。
■URL ロボットラボラトリー http://www.robo-labo.jp/ RooBO http://www.roobo.com/
（ 三月兎 ）
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