8月4日(土)、福岡市博多区半道橋(はんみちばし)のラウンドワンスタジアム博多半道橋店の1階に、ロボットショップ「ロボッチャ」が開店した。
ロボッチャは、株式会社ジャイロウォークが大阪・名古屋に続いてオープンした三番目のロボットショップだ。ただし、大阪のロボカフェや名古屋のロボットミュージアムとは違い、物品販売オンリーのショップである。
ラウンドワンスタジアムはボウリングを中心としたアミューズメント施設で、その博多半道橋店のオープンに合わせてロボッチャも開店となった。
内部には約1,600種ほどの商品が置かれており、メンタルコミットロボ「パロ」やホビー用二足歩行ロボットも販売されている。それだけでなくロボット工作キットやロボットキャラクターグッズなど、子供や一般向けの商品も数多く置かれている。
ロボット製作を本格的に行なっている人向けというよりは、「敷居を低くして、ロボットを身近に感じてほしい」(ジャイロウォークの西田光彦氏)という方針の「ロボット総合バラエティショップ」だ。西田氏はロボッチャの開店により、博多によりいっそうロボットへの関心を広めていきたいとも語っていた。
この場所に出店した理由だが、元々ジャイロウォークはラウンドワングループとつながりがあり、「ラウンドワンスタジアムの店舗内に出店しないか」との誘いがあった。全国に展開しているラウンドワングループだが、ジャイロウォークはその中でも「ロボット特区のある」福岡市を選び、ラウンドワンスタジアム博多半道橋店が新規にオープンするのに合わせて、出店したとのこと。
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ラウンドワンスタジアム博多半道橋店。ロボッチャは写真の左下にある
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ロボッチャ店舗
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ジャイロウォークの西田光彦氏
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このロボッチャの最大の特徴は年中無休で、しかも深夜営業もするロボットショップであることだ(平日は午前10時~翌朝6時、土曜日は午前9時~翌朝6時、日祝日は午前8時~翌朝6時)。これはラウンドワンスタジアムの営業時間に合わせたためだが、真夜中にも営業しているロボットショップは、おそらく日本初だろう。
ロボッチャはラウンドワンスタジアムの入り口のすぐ近くにあるためか、客の出入りが多い。また店内でロボットについて熱心に質問している人もいた。深夜営業の時間帯もあり、今までロボットに接することのなかった層へのアピールができるショップとして、大いに期待したい。
ただ、ラウンドワンスタジアム博多半道橋店はJR・地下鉄のいずれの駅からも離れている。公共交通機関を使う場合は、JR博多駅のすぐ横にある博多駅交通センターから、西鉄バス(41番「雑餉隈」行きなど)を利用し、「半道橋」で下車のこと。
なお、車を利用する場合は、近くに福岡高速道路の半道橋出入口がある。
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入り口にはマジンガーZが
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店内の様子。取材当日はオープニングセールをやっていた
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店内にあるロボットキャラクターグッズ
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ロボットアニメのグッズも売られていた
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ロボリアも販売されている。右奥の方にホビー用二足歩行ロボットのコーナーがある
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二足歩行ロボットのコーナー
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近藤科学のKHRシリーズも販売しているが、ロボットパーツ類はあまり置いていない
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店員に頼むとロボットを動かして見せてくれる。購入の参考になりそうだ
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パロもいる
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ロボッチャを外から見たところ。ぱっと見はインテリアグッズショップ?
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夜の闇に浮かぶラウンドワンスタジアム博多半道橋店とロボッチャ
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■URL
ジャイロウォーク
http://www.gyrowalk.com/
ニュースリリース(PDF)
http://www.gyrowalk.com/pdf/2007-08-02-robotcha.pdf
ラウンドワン スタジアム
http://www.round1.co.jp/
( 大林憲司 )
2007/08/08 15:58
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