独立行政法人理化学研究所(理研)と、東海ゴム工業株式会社は、「理研-東海ゴム 人間共存ロボット連携センター」を8月1日付けで開設した。
理研バイオ・ミメティックコントロール研究センター(BMC)が開発した人間生活支援ロボット「RI-MAN」をベースに介護の現場で活躍できる「人と直接ふれあう人間共存ロボット」の実用化を目指すという。BMCの持つロボティックス技術と、東海ゴムの新機能材料技術や製品化のノウハウなどを融合して研究を行なっていく。
RI-MANは、ボディを厚さ5mmのシリコン素材で覆うことで、人を抱き上げるなど介護ができるソフトなロボットとして開発されたロボット。身長は158cm、重量約100kg。全身5カ所に面状触覚線センサーをはじめ、視覚、聴覚、嗅覚などのセンサーも持つ。また、センサー情報処理機能とモーター制御機能は、階層型分散処理ネットワークによって統合されている。
■URL
理化学研究所
http://www.riken.go.jp/
ニュースリリース
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2007/070801_2/index.html
RI-MANについて
http://www.bmc.riken.jp/~RI-MAN/
( 清宮信志 )
2007/08/03 14:15
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