株式会社タカラトミーは23日、世界最小の二足歩行ロボット「Omnibot2007 i-SOBOT(アイソボット)」を7月に発売すると発表した。価格は31,290円。組み立て済みの二足歩行ロボットで、同社では二足歩行ロボットとして世界最小としている。
昨年5月に「マイクロマシン(仮称)」として開発を表明していた小型二足歩行ロボット。同社独自開発の小型サーボ17個を搭載し、本体サイズは96×67×165mm(幅×奥行き×高さ)、重量350gと、小型・低価格化を実現した。
また、ジャイロセンサーを標準で内蔵し、さまざまなモーションを実行可能。付属の液晶付き赤外線リモコンを使用して、リモートコントロール操作やプログラミング動作も行なえるほか、音声入力によるコントロール、拍手や音楽などに合わせてダンスを踊らせることなどもできる。
同時に、上位モデルとなる「Omnibot2007 i-SOBOT CAMVersion(アイソボット カムバージョン)」もアナウンスされた。10月発売予定で、価格は41,790円。Omnibot2007 i-SOBOTをベースに、頭部へカメラを内蔵したモデルで、無線LANを通じてPCや携帯電話などに画像を転送できる。頭部は左右に60度ずつ旋回が可能。
いずれのモデルもバッテリはロボット本体に単四型ニッケル水素充電池×3(付属)、コントローラーに単四型乾電池×1(別売)を使用する。
なお、Robot Watchでは23日に行なわれた製品発表会の模様を追って掲載する予定。
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Omnibot2007 i-SOBOTと付属の赤外線リモコン。ともに試作品
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上位モデルとなる「Omnibot2007 i-SOBOT CAMVersion」
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■URL
タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/
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( 清宮信志 )
2007/01/23 15:44
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