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VisiON TRYZとルイヴィトンカップ
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「ロボカップ2006ブレーメン大会 ヒューマノイドリーグ」で三連覇したTeam OSAKAの「VisiON TRYZ(ヴィジオン トライズ)」が、ホテルニューオータニで開催された大阪市主催の「都市再生フォーラム」中で展示公開された。
大阪市は大阪駅北地区(北梅田)の一部・約1.5haをナレッジキャピタルゾーンとして知的産業集積を目指している。ロボット・テクノロジー(RT)は、そのなかの1つとして位置づけられている。
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会場で講演した大阪市長 關 淳一氏
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大阪駅北地区に建設が予定されているナレッジ・キャピタルゾーン
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既報のとおりロボカップ国際委員会事務局の移転も決まっている
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なおVisiON TRYZは、トヨタ自動車株式会社が、7月19日から東京・池袋にあるトヨタ自動車のショースペース「アムラックス」にて実施する「アムラックス・ロボット博覧会」でも展示・デモされる予定だ。
「アムラックス・ロボット博覧会」の開催期間は7月19日(水)~9月3日(日)で、期間の目標来場者数は35万人。
イベント内容は、「愛・地球博」トヨタグループ館で活躍した「i-unit」、トランペット演奏を行なう「トヨタ・パートナーロボット」の共演ライブが中心。そのほか、同じく愛知万博で活躍したその他のロボットをはじめ、50種類ほどのロボットがデモされるという。
また、ロボットクリエイター・高橋智隆氏のトークショーや、吉本興業のぜんじろうとNECのパートナーロボットPaPeRoによる「ロボット漫才」、ロボット工作教室なども行なわれる予定。
ロボットの総合プロデューサーは「Team OSAKA」の監督で、ヴイストン株式会社の大和信夫代表取締役社長が務める。VisiONは普段は静展示で、動作デモは3日間のみ行なわれるそうだ。
大和社長によれば、今後は、画像処理能力を向上させて、移動しながら画像認識を行なういっぽう、歩行速度なども向上させて「見栄えのする動き」を見せていきたいという。
■URL
大阪市都市再生プロモーション本部
http://www.osaka-saisei.jp/
Team OSAKA
http://www.vstone.co.jp/top/products/robot/v2/
アムラックス
http://www.amlux.jp/
イベント内容
http://www.amlux.jp/comingsoon/
【2005年3月22日】愛・地球博プレスプレビュー【企業パビリオンB編】(PC)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0322/expo02.htm
【2004年12月3日】トヨタ、「愛・地球博」ロボットショーを公開(PC)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1203/toyota.htm
■ 関連記事
・ Team OSAKA、新型ロボット「VisiON TRYZ」を発表(2006/06/08)
・ 受動的動歩行の謎を探る(2006/05/31)
( 森山和道 )
2006/07/07 00:00
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