Microsoftは20日(現地時間)、Windowsベースのロボット開発プラットフォーム「Robotics Studio」のCTP版を公開した。米国で開催されたロボット関連イベント「RoboBusiness Conference and Exposition 2006」にて発表されたもので、すでに同社Webページからダウンロードが可能(英語版のみ)。
ロボット研究開発、商用、ホビー向けロボット開発ソフト。Webブラウザベースのインターフェイスにより、センサーやサーボ制御を簡易化。3Dモデルによる物理演算シミュレートも可能で、AGEIAの物理演算プロセッサ「PhysX」に対応する。
現在、ロボット開発者は個々に別々の開発環境を利用するのが一般的であり、ロボット同士の互換性はほとんどない。MicrosoftはRobotics Studioの投入によって、異なるロボット同士の互換性問題を解決するとしている。
■URL
Microsoft(英文)
http://www.microsoft.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2006/jun06/06-20MSRoboticsStudioPR.mspx
( 清宮信志 )
2006/06/21 03:41
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