株式会社イクシスリサーチは、近藤科学の二足歩行ロボット「KHR」シリーズ用の色認識ボードを開発、14日(現地時間)よりドイツで開催される「ロボカップ2006ブレーメン 世界大会」で参考出展すると発表した。対応モデルはKHR-1おおびKHR-2HV。
内蔵の32bit CPUにより、CMOSセンサーから取り込んだ画像を5fpsで処理し、物体の色抽出が可能。色のついたボールをKHRに認識させ、キックさせるなどの動作もできるようになる。
インターフェイスは、USB 2.0、RS-232C、IEEE 802.11b無線LAN機能を搭載。近藤科学の双方向データ通信規格「I.C.S」にも対応し、PCで画像の確認や処理ができるほか、色抽出処理用のソフトウェアも提供される予定。
同社では2006年夏の製品化を予定しているが、価格などは未定。
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色抽出処理用ソフトウェア
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色認識ボードを頭部に搭載したKHR-2HV
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■URL
イクシスリサーチ
http://www.ixs.co.jp/
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( 清宮信志 )
2006/06/15 00:01
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