神戸で「レスコンシンポジウム2009」を12月12日に開催

~「第10回レスキューロボットコンテスト競技会」概要を発表


 12月12日(土)、神戸市立青少年科学館において、「レスコンシンポジウム2009」が開催される。時間は13:00~17:00、定員100名。参加無料だが、メールによる事前申し込みが必要(12月10日必着)。主催は、レスキューロボットコンテスト実行委員会、兵庫県、神戸市、読売新聞大阪本社。

 レスコンとは、防災や災害対応の啓発と創造性教育の場の提供を目的として、2000年から毎年開催している「レスキューロボットコンテスト」のことを指す。同コンテストは、1995年の阪神淡路大震災を機に考案された。

 本シンポジウムは、防災啓発活動の一環として、コンテスト参加者だけではなく、一般の方々も対象に、災害救助活動におけるロボットの活躍や今後の課題・可能性について話題を提供することを目的としている。

 当日は、同コンテストの次回開催の説明会を兼ねており、参加チームの募集要項について説明がある。2010年度の「第10回レスキューロボットコンテスト競技会」は、震災15周年を迎えた第10回記念大会として、過去最大の30チームを書類審査で採択する予定。優秀チームは2010年8月18~21日に台湾で開催される国際会議SICE2010に招待し、デモを行なう。競技会本選は、神戸サンボーホールにて8月6日(金)~8日(日)に開催する。



(編集部)

2009/12/8 19:23