「2009国際ロボット展」開幕、テープカットにはロボットも参加


 国内外の産業用ロボット、民生用ロボットおよび関連機器の展示会「2009国際ロボット展(iREX)」が11月25日(水)~11月28日(土)の日程で東京ビッグサイトで開催される。主催は社団法人 日本ロボット工業会と日刊工業新聞社。テーマは「RT 次代への挑戦 - Challenge for the next -」。入場料は一般1,000円だが事前登録者および招待券持参者は無料。

 サービスロボットや産業用途のロボットがデモを含めて展示されるほか、特別企画として「今年のロボット」大賞の優秀賞受賞ロボット(21件)の展示、大学や研究機関のロボットが並ぶ「RT交流プラザ」「シミュレーション&ビジョンシステムゾーン」「小型生産システムゾーン」などが設置され、最終日には「ロボットアクティブステージ」にて二足歩行ロボット格闘競技大会「ROBO-ONEグランプリ2009」も開催される。

 今回の出展社数は192社64団体。不況に伴う設備投資現象のあおりを受けて一部企業が出展を見送った結果、199社、66団体が出展した前回(2007)に比べると減少したが、それに次ぐ規模となった。

ファナックブース安川電機ブース富士重工業ブース
小型生産システムゾーン今年のロボット大賞ゾーン

 25日にはテープカットが行なわれ、川田工業株式会社のヒューマノイド型産業用ロボット「NEXTAGE」もテープカットに参加した。なおこの役目は「2007国際ロボット展」のときは株式会社安川電機「SmartPal V」が行なった。

【動画】NEXTAGE登場【動画】NEXTAGEの準備も整いテープカット川田工業株式会社の川田忠裕社長(右)とハンドを開発したTHK株式会社の寺町彰博代表取締役社長(左)とで記念撮影

 サービスロボット、産業用ロボットの展示、そして基調講演やシンポジウムなどに関しては追って別途レポートする予定だ。



(森山和道)

2009/11/25 14:30