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【iREX2009】NEDO、10のロボットとソフトウェア研究を出展

〜「次世代ロボット知能化技術開発プロジェクト」と「戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト」の成果を展示


NEDOブース

 サービスロボットゾーンのなかで、NEDO技術開発機構のブースもかなり大きな面積を占めている。「次世代ロボット知能化技術開発プロジェクト」と「戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト」の2つのプロジェクトで開発されているロボット研究、ソフトウェア研究が合計10のブースに分かれて出展されているためで、中は各研究成果がブースでひしめきあっている。また、ブース内のステージでもロボットのデモンストレーションが行なわれており、多くの人を集めていた。

次世代ロボット知能化技術開発プロジェクト

次世代ロボット知能化技術開発プロジェクト

 まず「次世代ロボット知能化技術開発プロジェクト」とは、ロボットの機能要素をモジュールとして捉え、それを効率的に組み合わせることでロボットを開発できる技術を確立しようとするプロジェクト。ロボット知能化技術を「RTコンポーネント」としてモジュール化することで、短期間で高性能のロボットを低コストで開発できるようになるという。プロジェクトではさまざまなロボットシステムで動作するRTミドルウェア、ロボットシステム設計、シミュレーション、動作生成、シナリオ生成を実行できるツール群の開発を行なっている。研究展示では主に知能モジュールとソフトウェアプラットフォームをパネル等で解説している。

産総研による「ロボット知能ソフトウェアプラットフォーム」の研究展示 同じく産総研ほかによる「プラットフォーム検証用知能ソフトウェアモジュール」の研究の展示 RTコンポーネントを丁寧に解説
IDEC株式会社による「セル生産用知能ソフトウェアモジュール」 通信基盤モジュールや電磁弁を搭載した知能化ハイブリッドハンドも開発 【動画】セル生産用知能ソフトウェアモジュールのデモンストレーション
動的視覚認識に基づく移動知能ソフトウェアモジュールの研究の展示の一部。東京大学による 奈良先端科学技術大学院大学、大阪大学、東京理科大による「視覚に基づく移動・作業知能ソフトウェアモジュール」の研究展示。 カメラやレーザーレンジファインダーを使って移動環境を認識したり、対人追従を行なうための認識モジュールなどを開発した
会場が狭いので動いてはいなかったロボットを使って研究成果を展示 芝浦工業大学、千葉工業大学fuRoによる「搭乗型移動ロボット用知能ソフトウェアモジュール」の研究。障害物回避知能、環境インフラとの連動機能、移動知能ロボット構築を容易にするプラットフォーム群の開発を行なった セグウェイジャパン株式会社、東北大学、国際レスキューシステム研究機構、京都大学などが行なった「移動ロボット用自律機能知能ソフトウェアモジュール」の研究展示

戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト

戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト

 「戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト」は、社会に必要とされるロボットシステム及び要素技術の開発と実用化を目指しているプロジェクトで、市場ニーズや社会ニーズに応え、4〜5年後の事業化を目指すロボットの展示、デモンストレーションを行なっている。

 NEDOブースのなかでも特に多くの人の注目を集めていたのが、株式会社プレックスらによる「洗濯物ハンドリングロボットシステム」だ。乱雑に積まれた布製品の中から頂点を3次元形状認識センサーで見つけ出し、マニピュレーターで拾い上げて、広げ、処理することができるロボットシステムである。今後、認識機能、ハンドリング機能をさらに向上させ、病院やホテルのリネン品を洗濯機へ自動投入する自動分類投入装置の開発、そしてコンパクトな仕上げ投入システムを完成させ、これらを組み合わせることでランドリー工場の一貫自動化ラインを目指す。2013年度の事業化を目指している。会場ではひたすらデモが行なわれており、失敗はたまにしかなかった。

株式会社プレックスらによる洗濯物ハンドリングロボットシステム 洗濯物の山の中から、比較的高い場所を見つけ出し、そこをつかむ
【動画】洗濯物ハンドリングロボットシステム 【動画】腕先の動きを中心に。エアを吹き出してハンドリングする様子が良く分かる
村田機械株式会社、慶応義塾大学、産総研による「公共空間向け全方向移動自律搬送ロボット」の研究に使われている「MKR-003」 病院内や公共機関での搬送ロボットとして2013年の事業化を目指している。 国際レスキューシステム研究機構ほかによる「被災建造物内探査群ロボット」
手前は千葉工大の「ケナフ」。 多目的レスキューロボット「UMRS2009」


(森山和道)

2009/11/26 18:11

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