高橋氏は、クロイノで米TIME誌「Coolest Inventions 2004」に選定されたり、昨年はフランスCENTRE DES ARTS美術館にて「ロボ・ガレージ展」を開催するなど、世界的に活躍しているが、純日本風の建造物でロボットの展示を行なうのは今回が初めてだ。
ロボットには未来的でモダンなイメージがあるが、高橋氏は「近い将来、一般家庭でロボットが人と共存していくのなら、和風建築の中でも違和感なく存在できなくてはいけない」と語る。今年初めに源氏物語千年紀 in 湖都大津実行委員会からロボット製作の依頼があった時に、新しいチャレンジとして取り組むことにしたという。