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スピーシーズ人型エンターテインメントロボット「ITR」
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スピーシーズ株式会社と株式会社セックは、人型エンターテインメントロボット「ITR」用のコミュニティアプリケーション「ロボタミア」を共同開発。6月7日より開催するIMC TOKYO 2006で公開すると発表した。
ロボタミアは、今年4月に発表された、スピーシーズのコンテンツ配信ロボット「ITR」用に開発されたアプリケーション。ネットワークに接続されたITR同士で、音声やモーションを交えたコミュニケーションが可能なもの。
ロボタミアの世界観は、一人の女王と、人民役のITRで構成される階級制度が設定された、小さな社会構造を模したもの。エリア内には王宮から市役所、人民会議、企業などの組織も設定されている。このなかで、人民同士でコミュニケーションを取りながら楽しむほか、女王に面白いメッセージを送ることで、女王に貢献しながら生活する。また、女王は毎月3つのメッセージを選び、人民にポイントを与える。ポイントを取得した人民は階層が上がっていくと言う。
ロボット用のモーションや音楽などは「SYGSA」と呼ばれるテンプレートがあらかじめ用意される。音声については、ユーザーがテキスト入力したものを合成音声により発音可能。
ロボタミアの公開実験は2006年9月より開始予定。募集数は200人。参加にはITR 1体(280,000円)とアプリケーション利用料を払う必要がある。また、今回の公開実験参加者には第1世代名誉人民の称号と、特別仕様住民票がもらえるほか、第1世代名誉人民としてロボタミア人民会議で意見表明や投票権を得るという。
■URL
スピーシーズのホームページ
http://www.speecys.com/
セック
http://www.sec.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sec.co.jp/news/20060605.html
【2006年4月4日】スピーシーズ、インターネットを利用したコンテンツ配信ロボット「ITR」(PC)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0404/speecys.htm
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・ 今はロボット元年以前、ネットでロボットを群れに~スピーシーズ株式会社(2006/05/31)
( 清宮信志 )
2006/06/06 00:50
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