セグウェイジャパン、「セグウェイチャレンジ」プログラムの公募を開始

~セグウェイ製品を最大10台まで提供


 セグウェイジャパン株式会社は、立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」を事業提案者に提供する「セグウェイチャレンジ」プログラムの公募を開始した。募集期間は6月1日(月)~6月30日(火)まで。

 同社はこれまで、警備や観光地でのガイドツアーなどでセグウェイが運用されてきた実績を受け、単に安全である以上に、従来の乗り物とは違った効果があるとし、今回のプログラムでは、「楽しく」「容易に」という視点から近距離移動の新しい価値観を創出する提案を募集する。対象は企業、学校、自治体、NPO法人。採用した提案には一採択者につき最大で10台のセグウェイ(i2基本モデル、x2オフロード基本モデル)を提供し、事業内容の相談や、宣伝活動にも協力する。

 応募条件は、まずセグウェイ使用を想定する場所の確保と、運用時に「公道を走行しない」「保険への加入」「講習の徹底(要インストラクター資格取得)」「搭乗制限の徹底(18歳以上、体重45kg以上118kg未満)」等を遵守すること。提案書には「具体性」「実現性「独自性」「継続性」「波及効果」の5つの要素が必要となる。なお、配送費や保険費用、講習等の実費は自己負担。

 また審査時には、警備で使用する場合の「安心・安全」、ガイドツアーにおける「観光振興」、セグウェイ運営に必要な「人材育成」といったポイントが審査基準となり、単にセグウェイの展示や体験会といった内容では評価の対象にならないという。

 発表は7月14日(火)に同社Webサイトおよび採択者への通知で行なわれる。

【お詫びと訂正】初出時、本プログラムにおいて、セグウェイがレンタルされると記述しておりましたが、提供されたセグウェイはレンタルではなく、継続して利用できます。お詫びとともに訂正させていただきます。



(小林 隆)

2009/6/1 15:08